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雪の妖精は年中います
冬が近づきオオワシやオオハクチョウなど冬鳥が見られるようになってきました。
冬の鳥と言えば、巷でかわいいと人気の『雪の妖精』ことシマエナガを思い浮かべるのではないでしょうか。
シマエナガ、実は一年中います。
シマエナガはエナガの亜種で、スズメ目エナガ科エナガ属の小鳥です。食べ物は小さい虫や樹液などです。
枝をすばやく飛び回りながら虫を探しています。
本州のエナガは黒い眉状の模様がありますが亜種シマエナガは頭部に模様がなく、真っ白であるため雪のイメージがついたのかもしれません。
↑こちらは夏のシマエナガですが、夏も冬も模様はほぼ同じです。
冬の方が羽毛も膨らむので、見た目が丸くなり、見る人の心をくすぐるのかもしれません。
シマエナガをインターネットで検索すると、生態情報よりもかわいい系グッズや写真集の情報が上位に出てきます。エナガはそんなことはないのですが・・・。
頭部が白いだけでなぜ、こんなにも扱いが異なるのか。人の心は不思議ですね。
(担当:ノセ)