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港から海鳥を見る
まだ雪が降り冬が抜けきらない知床ですが、海鳥たちは繁殖のために戻ってきています。
先日港に行ってみると、海が見る前からケイマフリの声が聞こえ、その存在に気づきました。
ケイマフリは「海のカナリヤ」とも言われ、特徴的な綺麗な声をしています。
なんとも変てこなこの名前はアイヌ語の「ケマフレ(足が赤い)」が由来です。
彼らの赤い足を見ると幸せになれるとかなれないとか…。
岩礁近くにずっと留まっていたので、双眼鏡でもじっくり観察することができました。陸からこんなにケイマフリを見ることができる場所も日本では少ないことでしょう。
この日は他にオオセグロカモメ、ウミネコ、ウミウ、ヒメウ、ウミアイサ、シノリガモ、ウトウが港から観察できました。
ピントが岩にしか合っていないのは、ご愛嬌ということで。
とても可愛らしいケイマフリの羽ばたき方と鳴き声を是非ご覧ください。
(担当:もぎ)