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そろそろ秋の渡り

動物

まだ気温が30℃まで上がる日もありますが、日も短くなり何となく秋を感じるようになってきました。関東育ちの身としては、紫陽花と向日葵とコスモスが同時に咲いているこの時期の季節はいまいちよく分かりません。

 

先日何気なく立ち寄った以久科原生花園では夏の繁殖を終えて渡り途中のシギチ達を見かけました。ウトロや羅臼の海岸線は石浜が多いので、普段干潟に生息している彼らを久しぶりに見た気がします。

これから徐々に猛禽類や小鳥も秋の渡りを始めますね。

 

とても小さいシギの仲間、トウネン。遠くて分かりづらかったので他のシギも混じっていたかもしれません。

 

大きくて黄色い足が特徴的なキアシシギ。

 

背の低いシギがいるぞ?と思いきや、全国の「駐車場の主」であるハクセキレイでした。

 

 

彼らは泥の中にいるゴカイや虫を真剣に探して波を避けながら行ったり来たりしているのでしょうけど、

私には「波がきたぞ、それ逃げろ!」と波打ち際で楽しそうにはしゃいでいるようにも見え、のほほんとした気持ちになりました。動画も付けたのでぜひご覧ください。

以久科原生花園に常にシギチがいるわけではありませんが、時間があるときには立ち寄って渡りの様子を観察してみようと思います。

 

(担当:もぎ)