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夏だ!海だ!ケイマフリだ!

夏だ!海だ!ケイマフリだ!

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森の草木も青々と茂り、エゾハルゼミの鳴き声も相まって初夏を感じるこの頃です。

 

知床の海風はまだ冷たいですが、快晴の日に海鳥の調査に同行してきました。

海鳥の個体数をカウントするため、驚かせて飛んでいってしまわないよう小型船で慎重に進みます。

 

 

ウトロでこの時期見られる海鳥はオオセグロカモメ、ウミネコ、ウミウ、ヒメウ、ウトウ、ケイマフリが主です。

今回調査を行ったのは真っ黒な体、赤い足が特徴的なケイマフリ。

ケイマフリはアイヌ語で「赤い足」を意味します。飛翔するとこの赤がとても目立ちますね。

青い海と赤い足のコントラストが美しいです。

 

彼らは海岸線の断崖にあいた穴や隙間に巣を作り、繁殖地は北海道と青森のごく一部。

オジロワシやオオワシ同様絶滅危惧Ⅱ類に分類されています。あまり注目されていませんがこのようにケイマフリを観察できる場所は希少なのです。

ウトロでは100羽前後のケイマフリが訪れます。鳥類の繁殖は人が近づいただけでも営巣放棄をしてしまう場合があり、夏の繁殖シーズンには色々と気をつかうことも。観光船はケイマフリの繁殖する時期は巣がある場所に船を寄せないよう配慮しながら運行しています。

 

英名は「眼鏡をかけた」という意味であり、目の周りの白い部分も特徴的。

北海道のキャラクターでパンダと白黒が入れ替わった「ダンパ」というキャラクターがいるのですが、その模様にそっくり(だと個人的に思っていますいかがでしょう?)

 

観光船に乗船すると高い確率で見ることが出来るので、機会があるかたはぜひ景色だけではなく海鳥も探してみてください。

 

調査も終了し港に帰ろうとしたところ、イシイルカの群れを発見。

エンジンをとめて少し離れた場所から観察していると、ブロー(潮吹き)の音が良く聞こえ彼らの息づかいを感じられました。

 

担当:もぎ

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