STAFF BLOG
6月11日、投稿が遅くなってしまいましたが、
いつも知床五湖から眺めている1661Mの頂きを目指して岩尾別登山口を出発しました。
朝からお天道様も張り切ってくれ青空の下、序盤から額に汗が光ります。
登山中、たくさんの可愛らしい花々に出会ったのでご紹介します。
・チシマフウロ
淡い紫の美しい色味が目に優しい。
・キクバクワガタ
クワガタって名前、先に昆虫の方を連想しちゃいます。
・ミヤマハンショウズル
半鐘型の濃い紫が足元にたくさん咲き誇っていました。
・ゴゼンタチバナ
小さなお花に大きな葉っぱがぐるりと囲み落ち着きがあり、癒されます。
・ツマトリソウ
ぼやけてしまいましたがお花の形がっとても好み。
・チシマザクラ
あら、ここら辺ではまだ咲いているんですね。嬉しい気分になります。
・エゾコザクラ
岩場に明るいピンクの花が点々と。まだ蕾の状態が多かったです。
・ミネズオウ
小さいピンクのお星さまがたくさん。
・ジムカデ
もうこのネーミングだと完全に虫。もっと可愛らしい名前にしたいものです。
・キバナシャクナゲ
咲き始めは黄色味が強くだんだんと白色になり中心の斑点が目立つようになるそう。
・オダマキの仲間 薄桃色にこの面白い形!帰り際に登山口付近で見かけました。かわいい!
すべてはご紹介できませんでしたが、白や紫系の色のお花がたくさん見られた印象でした。
登山中はついつい足元ばかりに視線が行き、頭上の木の枝に頭をぶつけることも。
ときおり、顔をあげて振り返り眼下を望むと知床五湖、そしてオホーツク海。
やっほー!!山では本当に開放的な気分になります。
途中、冷たーい弥三吉水で顔を洗い小休憩したところで再出発。
当時はまだ雪が残っていました。
雪上での歩き方をつかめてない私は、先輩から逐一アドバイスをいただきながら登っていきます。
心地いい風に吹かれながらハイマツ帯の羅臼平を歩き、石清水で給水。
(水は要煮沸してお飲みください。)
斜度のある雪渓とゴロゴロとした岩場を登れば、山頂はもう目と鼻の先!
迫る山頂に高まる期待。
アマツバメがビュンビュン上空を飛び回る姿が目立ってきました。
そしてついに!!
登頂。
山頂から見る知床連山も圧巻。
右には雲海と国後島、左にはキラキラ光るオホーツク海を同時に望める絶景が待っていました。
景色を見るたびに感嘆の声をもらしてしまいます。
アカホシテントウが山頂の至る所に大量にいました。
他にもオサムシ・ハンミョウなどの生き物たちがいました。
これはヨツボシヒラタシデムシ!光に反射してキラキラ金色に見えました。
きっとアマツバメたちはこれらの昆虫を捕食しているのかな・・
山頂までは、辛いところもありますが、生き物や景色を楽しみながら自分の体力を試す最高の道のりでした。
登山の楽しみ方も人それぞれ。あなたは何を楽しみながら登山していますか?
(担当:そのだ)