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まさに厳冬期

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知床を代表する景勝地の1つである知床五湖。

知床五湖では現在、引率指導者として認定されたガイドさんによる「厳冬期の知床五湖エコツアー」というものを行っています。

普段は立ち入ることの出来ない湖の上をスノーシューで歩くことが出来るとても人気のツアーです。

 

森に入ってまず出迎えてくれてるのは雪を重そうに抱えたエゾマツたち。

枝に積もった雪をバサバサと落とすのもここならではの遊び。

 

 

何やら木に毛が生え、新種の植物の様です。

こちらは雪の結晶です。寒さが作り出す造形美に惚れ惚れしてしまいます。

こうなるのも当然。この日の最低気温は-15℃。

北海道弁で言うならば、まさに「しばれる」朝でした。(しばれるとは北海道弁で寒いをさします。)

 

 

湖はまだかなと心躍る中、ガイドさんが出してきたのは、、、

え?お米の袋?

これを何に使うのかというと、、、

 

そう!尻滑りです!

尻滑りの際にお米の袋をひくと滑りやすくなります。これはツアー参加者みんなで大はしゃぎ。

大人も童心に帰らせてくれる知床の自然は最高なのです。

 

 

湖に着くと出迎えてくれたのは一面凍った美しい湖に、雪がたっぷりとのった知床連山。

湖の上はどうやら先客が歩いたようですね。エゾシカでしょうか。

この日は厳冬期ツアー初日だったのですが、知床五湖が出迎えてくれたかのような青空で美しい景色でした。

 

 

厳冬期には様々な場所に氷柱ができます。

みんなで触ってみたり、食べてみたりと五感で自然を満喫。

 

 

次に出迎えてくれたのはエゾシカ。

奥に見えているのは高床式になっている木道。通常であれば、この高架木道を通って駐車場に戻るのですが、この時期は湖を通っていきます。

そんなプレミアム感も厳冬期ツアーならではでウキウキします。

 

 

エゾシカは雪の下に埋まっている笹を食べに知床五湖に来ているようでした。

 

顔をつっこみすぎて、顔に雪がついてしまっているのがとても愛らしいです。

 

 

そしてこの日は1/29。今年初めて知床から流氷が見られた日でした。

エゾシカが群れる白い丘の奥にはオホーツク海が広がっています。

よ~く見ると海の上にうっすらと白い流氷が見えるのが分かりますか?

 

 

厳冬期の中でたくましく生きる動物や植物、海。

そんな大自然を楽しむことが出来る知床五湖。

奥地に広がる最高の景色に、改めて知床の素晴らしさを教えられた1日でした。

 

 

【知床五湖厳冬期エコツアーについて】

厳冬期の知床五湖はガイドツアー(有料)限定です。

1/29~3/14までのツアーですが雪解け具合によっては早期に終了する可能性があります。

詳細は下記のリンクをご覧ください。

https://www.shiretoko.asia/shiretoko_goko_winter.html

 

(こめちゃん)

 

Writer

米田紗衣

Sae Komeda

大阪府出身。立命館大学で環境教育について学ぶ。
大学在学中に一般企業への就職が決まるも、
テレビで見た知床の姿に魅了され、知床財団へ。
好きないきものはシャチ。