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40km歩く。

その他 動物 風景

8月末。

ずっとやりたかったことに挑戦してきました。

それはウトロから斜里まで歩くことです。

 

朝7:00。

ウトロのトンネルを超え、「行ってらっしゃい」と言っているかのような大きな亀岩を背中に出発しました。

 

 

三段の滝を超え、オシンコシンの滝を超え、エゾシカファームを超えていきます。

道中では素敵な出会いもありました。

 

 

まず出迎えてくれたのは沢山のウミウ達。

一生懸命、羽を乾かす様子をじっくり観察することが出来ました。

 

そしてキアシシギ。

この時期はどうやら渡り中のようです。黄色い足が特徴的です。

 

こちらはハクセキレイ。

 

 

海沿いを超えると次は畑沿いを歩いていきます。

 

斜里町の農業を代表するニンジンと美しい斜里岳を見ながらひたすら足を進めていきます。

 

歩いている際に出会ったのは鳥や景色だけではありません。

途中で地元の方々に激励の言葉をかけて頂いたり、話しかけて下さったりと

「人との繋がり」を強く感じることが出来ました。

 

 

出発してから約8時間半後の15:30。無事に斜里駅に到着。

いつもは車で通りすぎる道を自分の足で歩くことで改めて知床の美しさや魅力に気づいた一日でした。

 

 

(道中には歩道が無い場所もあります。歩く際には十分にお気を付けください。)

Writer

米田紗衣

Sae Komeda

大阪府出身。立命館大学で環境教育について学ぶ。
大学在学中に一般企業への就職が決まるも、
テレビで見た知床の姿に魅了され、知床財団へ。
好きないきものはシャチ。