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開拓小屋コースの巡視を行いました

動物

122日(木)は朝9時頃から開拓小屋コースの遊歩道の巡回を行いました。

前々日に雪が多く降ったこともあり、一部はスノーシューを履いていても足が雪に少し沈むようなところもありましたが、風は強くなく雪もやむことも多かったため歩きやすい状態でした。

ヒグマが冬眠し、木々の葉が落ちた冬の開拓小屋コースは、野鳥を探しながらゆっくり歩くのにぴったりです。

道中ではオオアカゲラなどが木をつつく姿が見られ、コース奥の開けた場所ではシマエナガ複数羽が採食している様子、タカ目の鳥が二羽並んで飛翔している姿などが観察されました。



また、エゾフクロウが飛翔し、近くの木に止まってくれたため、写真を撮影することができました。


フクロウ目は獲物や天敵に見つかりにくくするため、羽根の構造によりほとんど無音で飛ぶことのできる種が多くおり、エゾフクロウも飛翔中の羽音がほとんどしません。人が気付けていないだけで、意外と身近に暮らしている鳥のひとつです。

 

開拓小屋コースはスノーシューで歩いて往復3時間弱程度の散策路です。

林内の野鳥だけではなく、奥まで行くと晴れた日には真っ白な雪化粧の知床連山を臨むことができ、じっくりと冬の知床を楽しめるコースとなっています。

知床自然センターでスノーシューをレンタルできますので、厳しい知床の地を開拓した歴史を想像しながら、当時の人たちも目にしていたであろう山々や野生動物たちを探しに歩いてみてください。

 

高橋ひな(旭山動物園 職員)