STAFF BLOG
7月にも一度このブログに書いたことがありますが、知床自然センターの屋上にあるアンテナはカラスたちの恰好の食卓となっています。ご馳走を見つけてきてはアンテナの上でお食事、そして食べカスを落とします。それがちょうど私の机の背後にある窓の外の屋根に落下、一面に散らばっています。これがなかなか面白くて季節と共に変わるカラスの食事メニューが手に取るようにわかります。初夏はクワガタの顎が大量に転がっていましたが、9月になるとシウリザクラの種子が目立つようになりました。そして今は・・・、写真のようなメニューとなっています。
一番多いのはホオノキです。オレンジの実をほじった後の殻?がたくさん落ちています。そして糞にとして排出したものが雨にあらわれてきれいになったのか、黒い種も散らばっていました。
その他にはハリギリの実もちらほら、そしてそろそろ熟し始めたツルウメモドキの赤い実も少し・・。
屋上の上でカラスの食事メニューを通して季節の移ろいを感じる今日この頃でした(担当:増田)。
ホオノキのオレンジの実と黒い種 | ハリギリ(センノキ)の実 |
ツルウメモドキの赤い実 |
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