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夏の知床五湖

動物 植物

8月中旬。

知床にも夏が訪れ、蒸し暑い日が続いております。

 

先日、久しぶりに知床五湖の巡視に行ってきましたのでその時の様子をお届けいたします。

 

 

森に入って、まず出迎えてくれたのは可愛い二ホンアマガエル。

小さな体で苔の岩を登っていきました。

 

次に見られたのはニカワホウキタケ。

知床五湖は絶賛きのこブームで、遊歩道脇のあらゆる所にキノコがあります。

中でもこのキノコは珍しい形をしており、一際目立っていました。

 

 

 

 

5湖

5湖に着くと...

泳いでいたのはマガモ。

湖に顔をいれて、何かを採食しているようです。

 

 

「現在地はここですよ~。次は4湖ですよ~。」

可愛い子が次行く方向を教えてくれます。

 

 

3湖の傍まで来ると咲いていたのはエゾミソハギ。

淡いピンクが美しいです。

 

その横にはサワギキョウ。

 

 

 

ふと上を見ると何かの幼虫がパクパクと葉っぱを食べています。

食べられた葉っぱには穴がたくさん。

オオミズアオ?オナガミズアオ?これから何に変化するのでしょうか。

 

 

ミズナラの木には青々とした実がついています。

秋の準備を始めています。

 

 

高架木道に上がるとエゾシカがのんびりと朝ごはん中。

知床五湖を1周歩くだけで、そこに暮らす沢山のいきものの命を感じることが出来ます。

 

次は紅葉の時期にでも知床五湖の様子をお届けできたらなと思います。

 

 

 

普段の景色や自然情報は知床五湖のInstagramなどでも

更新しておりますので是非チェックしてみて下さいね♪

 

知床五湖は11/8まで開園しております。詳しくは下記のリンクをご覧ください↓

https://www.goko.go.jp/

Writer

米田紗衣

Sae Komeda

大阪府出身。立命館大学で環境教育について学ぶ。
大学在学中に一般企業への就職が決まるも、
テレビで見た知床の姿に魅了され、知床財団へ。
好きないきものはシャチ。