スタッフのフィールドノートとは?
About “Field Note”
知床に暮らしているのは野生動物だけではありません!「スタッフのフィールドノート」は、知床の自然を最も身近に体験しているスタッフがお届けする日々のブログです。移り変わる季節の中で見つけた小さな発見や、スタッフならではの知床の過ごし方、なかなか見ることができない登山道の様子など、ここにしかない生きた情報を発信しています。
-
みっけた。
きたきたきたーっ! ワタリガラスです。 かっけぇぇぇっ! ワタリガラスです。 爆撃機のようなそのシルエット、 それがワタリガラスなんです。 はるばる遠い北国から越冬にやってきているワタリガラス。翼の反…
-
半島の両側の流氷模様
半島先端部を望む、山の上から見たパノラマです。 正面に見える真っ白な海別岳を挟んで右側が羅臼側、左側が斜里ウトロ側です。 やや分かりにくいものの、両側の水平線上に流氷が漂っているのが確認できます。 冬…
-
K-POP?
森の中から軽快なサウンド Gee Gee Gee Gee Be Be Be Be ♪ しかして その正体は… ゴジュウKARA。 カラの仲間だと言われれば チーチー ツィ ツィ フィフィ フィフィ♪ …
-
鬼ごっこ
「ひぇ~寒いよ~」 除雪してたらひょっこり現れたトガリネズミくん。ネズミと名がつくが実はモグラの仲間。 そりゃあんた、雪ほじくってたら寒いっしょ。 面白いのでついつい追いかけ回してしまう。 あっ!事務…
-
球春到来? ノックしてます!
コンコンコン 入ってますか? コンコンコン コンコンコン コンコンコン まだですかぁ? オオアカゲラさん しつこい男はモテないょ♪ (担当:やんも)
-
不覚にも…
エゾシカに ドキュン!! ときちゃう 今日この頃。 前足で雪を払う仕草とか 官能的な流し目とか 枝をキュッと噛みしめる口元とか。。 命の限り「生きる」姿は美しいものです。 (担当:かまた)…
-
憩いの場
2羽で過ごすのに、なんともちょうどよいこのスペース。 足元には青い青い海。 上から見る水中の氷は海面上から見るのとはまた違った美しさです。 エサだってすぐ近くで手に入ります。 時には素敵なカメラを向け…
-
優先順位
エサの順番待ちが長くなり、待ちきれなくて足元の氷をつんつんし始めたカモメです。 羅臼の漁港ではワシやカモメの群れが見られます。 観光船に乗船すれば、双眼鏡や望遠レンズがなくてもそんな鳥たちの目玉の動き…
-
↓の後始末。
しかフンのお掃除。 センターの番犬ならぬ番鹿をしてくれて いるのはいいんだけど、こんな大量に 置き土産していかなくても。。。 せめてもの救いはフンがカチカチに凍って 臭いもせず、掃きやすいこと。 毎朝…
-
再会。
薫兄さん! か…、兼輝?おまえ兼輝なのか? 大石兄弟、涙の再会です。 ⇒(兄の薫は昨年も良く来ていました) 一頭増えた。糞も増えた。。。 つーかあんたら、開館待ちか? 行列のできる自然センターです。 …
-
謎の飛行物体
コン ココン コンカッ コ~ン 軽快なドラム音に続いて オンコの木から放たれたものの正体は…? 紅白のお腹がチャーミングな アカゲラ でした。 体を真っ直ぐにのばして空中に飛び込む姿 まさにダイブ! …
-
ご注意ください。
流氷の海をのぞきこむオオワシさん。 「どうなさいましたか?」 「いやぁ~、ケイタイ落としたわ。マズイわぁ…」 羅臼の海で観光船がイケてます!! 目の前にオオワシとかオジロワシがブワッと舞い降りたり、い…
-
おかえり。いってらっしゃい。
の状態がつづいているウトロの流氷なり。 今年の氷は根室海峡がお好きなようで、羅臼側は漁船が出られないくらい氷がビッチリなんだそうです。 ウトロ住民としてはちょっと寂しいですが、 どんなに氷が少なくても…
-
撮影会。
どいてって。 流氷の写真を撮りたいのにどいてくれないメスのシカ。モデル気分か!? でも良く見ると魔性な瞳。そして官能的な唇。 ノッてきたー!いい、いいよぉ!強く草噛んで! 失礼、取り乱しました。 夕陽…
-
フレペの滝の遊歩道より
フレペの滝の遊歩道は、お天気の良い日は特に、多くの利用者で賑わっています。 フレペの滝は青く透き通って凍りついていますが、、水が流れ出ている部分もあります。 流氷は断崖のすぐ近くまで押し寄せていますが…
-
記録に挑戦。
ちっせーぇ! どこまで小さく撮れるか挑戦しました。 分かりますか?キタキツネです。 片目を閉じてウィンクしています。 右前脚を上げて招き猫のポーズをしてます。 (たぶんそんなことはしていない。) 野生…
-
仲良きことは美しきかな。
最近人に慣れ、警戒心の薄いエゾシカたち。 どうやらカラスたちとも仲良くなって、一緒にたわむれ、遊んでいます。 楽しさのあまりピースしてます。ピース。 って、偶蹄類です。 ホントは崖下に落ちて死んだので…
-
酔いどれアザラシ。
おっさん!おっさん、大丈夫か? 誰か救急車を! 相変わらず悩ましい寝顔です。 どーしてこうもアザラシの寝顔って無防備なんでしょう。 ヒゲなんて凍っちゃってます。それってまさかヨダレ!?うへぇ、バッチィ…
-
冬の遊び。
あっ! 流氷に乗って密入国者がやってきた! ようこそ知床へ。コンニチワ。 自然情報は知床自然センターまで。 密入国ではありません。ウトロで行われている流氷ウォークです。楽しそう。 でも、そのうち南風で…
-
焦点はトドマツ
知床自然センター前の分岐が出発点となる、森の中をスキーやスノーシューで歩く冬季限定の2つのコース。 フレペの滝の遊歩道に比べて立ち入る人が少ないせいか、コース自体が動物たちの通り道になっているのが、残…
-
黄色信号
新雪の森の中に続く足跡 ず~っとたどってみると、鮮やかなサインが点々と残されていました。 あちらでムシャムシャ こちらでムシャムシャ… キハダの木の皮を齧りながら ゆっくりと森を進む、1頭のエゾシカが…
-
知床の夜空
夏は観光船の発着所としても賑わうオロンコ岩をくぐり抜けたところにある流氷自然公園。 流氷の押し寄せるこの時期には、知床ファンタジアというイベントの一環として、オーロラファンタジーが毎晩開催されています…
-
ワタリガラス(写真と内容は、ほぼ関係なし)。
♪ 口笛吹いて~、空き地へ行ったぁ 知らない子がやって来て 遊ばないかと笑って言ったぁ ♪ 一人ぼっちはつまらないぃぃぃ 誰とでーも仲間になって、仲良しになろう ♪ 口笛吹いて~、空き地へ行ったぁ 知…
-
ここ掘れ、ワンワン。
キタキツネは鋭い嗅覚を頼りに、雪の中の獲物(ネズミ)を探します。 その捕獲シーンを見てやろうと観察していましたが不発(ネズミ捕獲も、写真撮るのも)。 そう言えば夏はあんなに目につく「おねだりギツネ」(…
-
グッドタイミング。
気温が上がりました。プラス5℃です。 3日前の最低気温から約20℃もアップ! 南寄りの風も影響して、流氷原にも所々海水面がチラホラと。あちゃー。 でもこれがイイんです。 夕暮れ時、夕陽が開いた海水面に…
-
あやうい。
「あわわ、押さないでって。」 危険です。エゾシカたちは積雪の少ない斜面の雪を掘って、餌になる草を探します。 ここは落差100m以上の断崖、フレペの滝。 背景に青白く凍っているのがその滝。 ここでは毎年…
-
ふた。
オホーツク海がスッポリと流氷のふたで覆われています。今年はドッサリ、当たり年です。 海水温は外気温よりも高いので、海に流氷のふたが出来ると熱源がなくなり外気温は上がらないと聞いたことがあります。 たし…
-
ちょっとやせ気味
積雪量も多くなり、エゾシカたちも食糧を確保するのがだんだんと大変になってきたようです。 陽のあたる道路の、のり面では何頭ものエゾシカが同じ穴ぼこをほじっている姿も見かけられます。 自然センターの駐車場…
-
忙し。
雪の合間に陽の差す時は、樹の枝々の間を小鳥たちがさえずりながら飛び交っています。 カラやキツツキの仲間などは、ちょっとしたお散歩の途中にも比較的簡単にみつけることができます。 あちこち忙しそうに動き回…
-
雪遊び
今年一番の快晴ではないか、と思える今日の青空。 空気はキンと張り詰めています。 少しかがんで足元を見れば、降り積もった雪は結晶の形を残したままです。 どれも全て形が違うというわれる結晶がこんなに降り積…