スタッフのフィールドノートとは?
About “Field Note”
知床に暮らしているのは野生動物だけではありません!「スタッフのフィールドノート」は、知床の自然を最も身近に体験しているスタッフがお届けする日々のブログです。移り変わる季節の中で見つけた小さな発見や、スタッフならではの知床の過ごし方、なかなか見ることができない登山道の様子など、ここにしかない生きた情報を発信しています。
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知床五湖、高架木道の空
今日の知床五湖の高架木道からの眺めはとても綺麗でした! 変わった雲もたくさんありました。 一瞬、虹も出ていました。 夕焼けの見時は、6時前後でしょうか? 雄大な景色をぜひ見に来てくださいね! (担当…
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2頭のきょうだいヒグマの運命は…
母グマの後を追って川を渡る 2頭のきょうだいヒグマに出会いました。 川を渡る足取りは、とても慎重で こうやって、母から一つ一つ学んで 大人になっていくんだなぁ...と感心しました。 この2頭が、知床の…
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ひっそりとマッチョ
毎日の天候の違いが大きくて、少しだるさを感じるここ数日の知床ですが、こんな季節に昆虫たちのみられる種類はどんどんと増えていきます。 湖や川、沼など様々な水環境のある知床半島では、夏の水辺の高速グライダ…
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硫黄山、今花ざかり!
夏本番の硫黄山に行ってきました! 終日快晴、言うことなしの山日和。 残念ながらシレトコスミレの見頃は過ぎてしまいましたが、山頂付近ではツガザクラ、イワブクロ、イワギキョウ、チングルマなど高山植物が満開…
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休憩中。
休憩中のエゾハルゼミ。 今日の羅臼町は1日中曇りでした。 今朝、何気なく草むらに目をやると、 ひっそりと佇む一匹のエゾハルゼミ。 元気ないのかなぁ~?とつかまえようとすると 「ジジッ!」と怒ってどこ…
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知床峠の赤い鳥
先日の日曜日の早朝4時に知床峠の展望地に行ってきました。 日本では基本的に北海道の標高の高い地域にみられる希少種ギンザンマシコ(写真はオス)。 シーズンは5月~7月くらいでしょうか。 運よく、到着後…
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元気いっぱい
今日の知床五湖の高架木道は非常に暑いです。 日差しを遮るものがまったくないですからね。 そんな日にはシカたちも木陰へ移動してきたのでしょう、木道入ってすぐの所に親子ジカの姿が。 生まれてすぐはじーっと…
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お花畑が見頃!
6/24に山開きをむかえた斜里岳。 昨年より雪どけが早いようで、登山道入口には車がビッシリとまり、多くの登山者で賑わっていました。 登山道は所々雪が残るものの、アイゼン&ピッケルは必要なく、登山靴のま…
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発見。まだまだ開花中!
カムイワッカ湯の滝より先、知床連山の硫黄山の登山口が今年も6月下旬より利用可能となっています。 この時期のおススメは何と言ってもシレトコスミレ。国内では知床でしか見られません。そしてそんなシレトコスミ…
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突進ギツネにご注意
知床横断道路に突進型おねだりギツネが出没しています。 目撃したスタッフによると、道路上にいる彼らを徐行してやり過ごそうとしたところ、なんと車を追いかけてきたそうです。しばらくして彼らが止まったので、車…
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羅臼の海でクジラまつり
これはどこ?アラスカ?ハワイ?ノンノン、これは羅臼の海で昨日私がみた光景です。 今回は羅臼港からでている知床ネイチャークルーズさんの船にのせてもらったのですが、なんとこの船には最新鋭の水中マイク(海の…
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人知れず咲く花たち
山開きを待つ羅臼岳。 山頂付近はキバナシャクナゲが満開でした。 登る人が少ないこの時期、雪が解けた斜面では 人知れず高山植物が咲き始めています。 ミネズオウ、ツガザクラ、イソツツジ・・・ 岩尾別側、羅…
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水辺の花探し
ヒグマの動きが気になる知床五湖ですが、植物もいろいろな花が開花する季節になりました。 湖面ではカエルが乗っていそうな黄色いお花、ネムロコウホネ。 神秘的なギンリョウソウや宝石のようなちっちゃなお花たち…
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お花畑
エゾシカが増え、目につくお花が減っている知床ですが、ここは別世界です。 なぜならここは、大きな岩の上でエゾシカが来られない場所だからです。 エゾカンゾウ、スズラン、アヤメ、オオアマドコロ、ハマナスなど…
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そそくさ
仔鹿の誕生シーズンです。 自然センターの前にも仔鹿を引き連れたご一行が。 母鹿も仔鹿も、お姉鹿?、お兄鹿?も可愛い仲間を守るためなのかちょっと神経質。 写真を取ろうと外へ出ただけで、駆け足であっという…
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何をかぶっているの?
昨日の帰り道、天気が良くなったのでちょっと寄り道。 知床峠へ車を走らせると...目の前に大きな未確認物体を発見。あれは何だ...? よく見ると、笠雲と呼ばれる雲を頂に乗せた羅臼岳。しかし、さらによく見…
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これは何でしょう?
あっ こんな所にキスマークが 誰だろ? 僕へのラブメッセージかしら? 頬を赤らめる純情ボーイは ウソです。 で、彼が見つけたラブメッセージ これがキスマークというのも やはり真っ赤なウソなんです…
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正解は…
キスマークの上唇、下のタラコ唇ともに ホオノキの芽鱗 or 托葉だと思われます。 托葉、芽鱗ともに、葉っぱの付け根に見える赤色の部分です。どちらも葉の萌出後、すぐに落ちてしまいます。冬の間、芽鱗は葉や…
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まだまだ 浸っています
霧深い森の中を歩き ポンホロ沼へ行ってきました。 昨日は霧が深く立ち込めていて まさに神秘の沼 そのもの。 (ポンホロ沼は雪解け水が溜まってできてます) (この時期にだけ現れる沼なんです) 今年は積雪…
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ラブラブモード全開
今朝、出勤途中に2頭のヒグマを見かけました。私たちが少女時代から知っているメスのヒグマと、見たことのない大きめのオスのヒグマです。ヒグマはこれから夏にかけて恋のシーズンです。今朝のオスは、メスが移動す…
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一瞬の満開
フキの綿毛たちが 初夏の温かい風をつかまえようと 目いっぱい背伸びをしていました。 フキノトウの芽吹きから綿毛の放出まで 時間がとても短いことに驚かされます。 (担当:やんも)
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色のある季節
緑の中にそれ以外の色を探していると、道路脇に黄色い花が咲いているのが目に止まります。 ヨーロッパ原産の帰化植物のハルザキヤマガラシです。 国立公園内の道路脇の法面の多くでは、 この他、早春はシカたちが…
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緑がおいしい。
外に出ると何かの花の甘酸っぱい香り。 目を閉じれば頬を撫でるあたたかな風。 耳を澄ませばエゾハルゼミの合唱の声。 緑も色濃くなり、食べごたえ抜群。栄養満点。 メタリックなボディのハンノキハムシが 太陽…
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やる時はやるんです!
林道脇の茂みから エゾタヌキが現れました。 ぬぼぉ~っと。 相変わらず、ノンビリしているな... と思った瞬間 猛ダッシュで林道を横断し 反対側の茂みにロスト(見失いました)。…
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知床五湖の新緑と小さな生き物
先日、知床五湖の地上遊歩道で見つけました。 高さ約20cmの植物に集まるアリ、アリ、アリ。 それぞれの葉の根元に2匹ずつくらいくっついていました。 葉の根元にある2つの蜜腺(1mmほどの赤くて丸い突…
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充電。
笹の茂みからちょろっと顔をのぞかせているニホントカゲ。 久しぶりに見つけた陽だまりの下で、 冷たい体に太陽エネルギーをたっぷり吸収しているようです。 まだ充電するには少し物足りない陽気ですが、 この小…
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お花見いろいろ
春紅葉といわれるように、 森では新緑の優しい黄緑の中で、芽吹いたばかりのカエデの仲間の淡いオレンジが春らしさを演出しています。 そんな葉よりも目立ちませんが花をつけている木もあります。こちらはミズナラ…
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新緑の森で
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交通ルール
日に日に新緑が濃くなるこの時季 知床にも少しずつお客さんが増えてきています。 人間のお客様の多くは車を使われますが 海外からのお客様を中心に 長い道のりを歩いて旅する方もいらっしゃいます。 写真は、知…
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部分日食
金環日食が各地で観測されたようですね。 いいなぁ。 今日は快晴! ここ知床では部分日食を見ることができました。 日食グラス越しに少しだけ欠けている太陽を 撮ってみました。 北海道は2030年に金環日…




