スタッフのフィールドノートとは?
About “Field Note”
知床に暮らしているのは野生動物だけではありません!「スタッフのフィールドノート」は、知床の自然を最も身近に体験しているスタッフがお届けする日々のブログです。移り変わる季節の中で見つけた小さな発見や、スタッフならではの知床の過ごし方、なかなか見ることができない登山道の様子など、ここにしかない生きた情報を発信しています。
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絶好調。
知床観光で人気の、観光船クルーズ。 ここのところ海は穏やかで、観光の方々に海から観る知床半島の素晴らしい景色を提供しています。 運航は10月中旬までですが、秋になると海上が冷えるのと海が荒れることがあ…
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カラフトマスの遡上!
知床・遠音別川での光景。 今年も遡上してきました! カラフトマスです。 たくさん泳いでマス! カラフトマスの群泳は、9月末ぐらいまでが見ごろ。 そのあとは徐々にシロザケへバトンタッチしていきます。 (…
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オレンジ色は美味さの証し
知床五湖の湖畔にある、この奇妙な物体… 卵なのか?木の実なのか? その正体は?! タマゴダケというキノコ。食べられます。 しかし!知床五湖は採集禁止となって おりますのであしからず。。。 (担当:イン…
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世界遺産の美味しい野菜。
畑仕事に精が出ます。 父さん、母さんはビート(砂糖大根)畑。 息子のボブオはジャガイモ畑。。。ボブオ? シカだし。 ほのぼのした雰囲気に見えますが、 知床の問題が見え隠れ。。。 地元斜里町でのエゾシカ…
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新入生 その3。
三部作、完結編。 体の大きなジャイアン組、組長オジロワシ。 多くのオジロワシは越冬を終えるとロシア方面に帰ってしまいますが、なかには北海道に留まり繁殖しているつがいもいます。 今年も無事に子供たちが巣…
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新入生 その2。
第2弾はミドルサイズ組のエゾライチョウ。 まだ顔にあどけなさが残ります(本当か?) 日本では北海道にのみ生息しているエゾライチョウ。近年、生息数が激減している(らしい)野鳥の一種です。 知床では深い森…
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新入生 その1。
今年生まれで、巣立ったばかりの若鳥たちを観察出来るようになりました。 まずは小鳥組、ゴジュウカラ。 目元に黒い線を入れらた、匿名写真のような彼らは観察機会の多い鳥です。 頭を下に向けたまま、木の幹を下…
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エゾシカ(♂)
知床はいろんな場所にエゾシカがいます。今日から知床自然センターにお世話になっている私ですが、雌しか見かけない!立派な角を持つ雄が観たいのに・・・と思った瞬間!いました!!彼らは私が乗るシャトルバスの前…
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霧の峠
12:00頃の知床峠の景色です。 真っ白です。 風も強く、体感温度は10℃くらいでしょうか。 涼しいというより、寒い!です。 羅臼湖もおそらく霧で景色があまり見えないでしょう。 お盆最後の休日は標高の…
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秋雨。
今朝はシットリと雨模様。 たとえ8月でも雨が降ると肌寒いです。 朝8時の気温は15℃でした。 半袖ではちとキツイっす。 観光船に乗るならもっとキツイっしょ。 これから知床へは、上着持参で来てください。…
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書き入れ時。
つっ、つった!つったつった! 足の小指がつりました! 夏の観光ハイシーズン。 動物たちもそろそろ疲労が溜まってきたかな? お盆を乗り切れば秋はすぐそこ。 人間たちへのパフォーマンスも 最後のひと踏ん張…
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コクワ
知床五湖の遊歩道で、コクワが実りはじめました。コクワ、シラクチヅルとも呼ばれる、マタタビ科のつる性の木。熟した実は食用になります。 アイヌたちはコクワの樹液から薬をとったり、ツルでかんじきを作ったりし…
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ミズナラ
ミズナラはブナ科の落葉広葉樹。秋にはドングリを実らせます。知床の森ではよく見る樹木ですが、ここのミズナラの葉っぱは特大です。私の住んでいる関東でもミズナラはありますが、こんなに大きな葉っぱは見たことが…
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ハマナスと夕日
オホーツク海に吸い込まれてゆく夕日。 ピンク色のハマナスも夕陽にそまって、エキゾチックな雰囲気を醸し出しています。 薄でのフリースを着て夕日を見ていましたが、夕べは気温が低く、寒くて寒くて… 沈むのを…
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美「鳥」?コンテスト
橋の欄干にとまったユリカモメたち。 まるで美「鳥」コンテストです。 ばっちり顔黒なのもいれば、おしゃれにマダラ模様になっているコも。 みんな同じ方向をむいているのに、逆を向いてしまっているコもいます。…
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ファイティングポーズ。
赤コーナー、0.198ポンドー(90グラム)。 クリス・モーリス・シマリッスゥー!! エゾシマリスは一年の内、半年以上もの間冬眠をします。 残りの半分をただ今楽しんでいる最中です。 10月からの冬眠に…
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ミヤマクワガタ♀まち子
背後から忍び寄るクロい影。 んっ?どっちが影だ? サンサンと輝く アツイ太陽の光を浴び、 クワガタたちもマイッチング。 知床は短い夏、真っ盛りです。 (担当:店長) …
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ムズムズ。
んふ~っ!んふがんふが!! 首筋にほとばしる、電気のような刺激。 あぁ、薄れゆく意識。。。痒いんじゃー! 首筋にご注目下さい。ダニです。BIG SIZE! 吸血前は米粒にも満たない大きさですが、 彼は…
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キオンが満開です!
今日は午後からフレペの滝までの遊歩道を歩きました。 私は斜里町出身なのですが、歩いたのはきっと10年振りくらいだったでしょうか・・・ 遊歩道の脇には“キオン”がたくさん咲いていました。 紫色の小花・ナ…
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八月の風に吹かれて
海岸沿いの大木に、 ふわぁっと大きな鳥がとまりました。 オジロワシです。 オホーツクブルーの空の下、 八月のさわやかな風に吹かれて、 とってもかっこよく、 気持ちよさそうでした。 (担当:乙部) …
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超一級河川。
3,824個まで数えましたが、諦めました。星は数が多すぎです。 天の川が素敵な夏の夜空。 食事の後に、夜のドライブはいかがですか? 動物ウォッチングに星空観察。 知床は24時間体制で『あなた方』をお待…
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宝の山。
不作や作付面積の減少、需要拡大などの理由で世界的に小麦が値上がりをしています。そんな小麦、知床にもあるんです。ただ今大地を黄金色に染めています。 減り続ける日本の食料自給率。。。日本の農家さんを守るた…
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脱ぎっぱなし。
子供の頃、脱いだ服をそのままにしていると母親によく怒られました。しつけに感謝。 なのに、何故?コイツらはそのままなのか!許せんっ!脱いだまま何処行ったぁぁぁっ? 飛んでったぁ? 水辺の石の上に、たく…
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「は」つながり
黄緑白色の清楚な花をたくさんつけたオオウバユリ。 花の咲き乱れる夏でも、ひときわ目立つ存在です。 アイヌたちは、麟茎からでんぷんをとったり、団子にしたりして大いに利用したよう。 夏になると下「葉」がな…
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晴れの日って素晴らしい
ここのところずっと 霧、霧、曇り と ここは羅臼湖か!?はたまた摩周湖か!?というくらい霧がちでしたが、本日久しぶりに青空が広がりました。 そして、夕陽。 久しぶりに見ると一際鮮やかで美しく感じます。…
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魅惑のバニーガール。
エゾシカの耳って実はデカイ。 まるでイベント会場のバニーガールのよう♡ その大きな耳で何を聞くのでしょうか? ヒグマの足音?おー恐っ。 仔ジカの甘え声?可愛いねぇ。 オスジカの愛の囁き?うっふ~ん。 …
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エゾシカ強化週間。
あぁぁ、脚が角に絡まってしまって、ほいで角が脚に絡まってしまって、もう何が何だか。。。 オスジカ達の角がだいぶ伸びてきました。全てのオスジカは4月頃に古い角を落とし、モーレツなスピードで新しい角が成長…
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『サスペンス劇場』風。
『車から降りちゃダメェェェェェ!』 最近、ヒグマの目撃情報が多く入ります。 これは、単純にヒグマが増えたということではなく、夏で観光の人々が増え、ヒグマを目撃する人も増えたことによります。 なかにはヒ…
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簡単判別法。
今年の6月に産まれた仔ジカたちも、だいぶ育ちました。 母ジカのあとを歩く姿も容易に観察できます。 はてさて、大人と子供の区別はつきますか? 仔ジカの方が目がクリクリ、大きいですね。 耳は大人よりも小さ…
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きのこの森。
タモギタケ。 美味しそうです。 このところの悪天候続きで スクスク、スクスク育ってます。 ヒグマの好物でもあるので、 取り合って、喧嘩にならないように。 (担当:店長) …