スタッフのフィールドノートとは?
About “Field Note”
知床に暮らしているのは野生動物だけではありません!「スタッフのフィールドノート」は、知床の自然を最も身近に体験しているスタッフがお届けする日々のブログです。移り変わる季節の中で見つけた小さな発見や、スタッフならではの知床の過ごし方、なかなか見ることができない登山道の様子など、ここにしかない生きた情報を発信しています。
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乙女心と秋の空
今朝から雨が降ったり止んだり、晴れたり曇ったりの知床です。雨の合間に自然センターから見えた虹。とても大きなアーチを描いて秋の空に嬉しそう。泣いたり笑ったり忙しい最果てオフィスガールズたちもこうして虹が…
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自然の営み
サケマス遡上の観覧施設がある 遠音別(おんねべつ)川。 役目を終えたカラフトマスが、 川の浅瀬で体を横たえていました。 その傍らには たくさんのユリカモメたち。 命の循環、 知床での自然の営みです。 …
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コンコンコンコン
紅葉のすすむ羅臼岳の登山道。 コンコンコンコン あたりに響くリズミカルな音。 スズメ大の小さなキツツキ、 コゲラがすぐ近くに姿を現してくれました。 シマシマ模様のサービス精神旺盛なこのコゲラ、ギィ~、…
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シマリスの引越し屋さん。
ふぉんにふぃふぃふぁ。ふぃふぁりふでふ。 (こんにちは。シマリスです。) ふぉーうぃんひょうのふあふぁに (冬眠用の巣穴に) ふぃっふぉふぃふぅでふ。 (引越し中です) (担当:店長) …
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うっすら
標高の低い場所の紅葉は今どんな様子? プユニ岬から山側を眺めてみると、 紅葉し始めているものがポツポツとあり 全体的に緑が薄くなってきている、といった状態。 見頃はまだまだ先のようです。 本日の正午の…
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ヘックション。
凍てつく羅臼岳山頂です。 徐々に紅葉の始まった登山道ですが、 山頂付近はバッチリ冬です。 風がひと吹きで、鼻水一滴です。 風が続けば、鼻が大洪水です。 寒いです。。。 登山を計画されている方は 冬山装…
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秋色の草原
フレペの滝遊歩道から 知床連山を臨みました。 草原はすっかり茶色。 ワラビもハンゴンソウもキオンも みんな秋色に衣替えです。 知床連山はクッキリ、 空気はスッキリ、 深い秋を感じる草原です。 (担当:…
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霧中
今朝の知床横断道路、 標高300m付近の様子です。 霧で前が見えません。。。 ここ数日は何だかぐずついたお天気。高波のため、観光船は欠航が続いています。 早くすっきりとした知床の景色を眺めたいものです…
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団子。
中秋の名月です。 うそツキ。。。 一日遅れです。 本日、初冠雪の羅臼岳に くっツキそうでした。。。 気温も下がり、少しずつ紅葉も。 知床はもう秋です。 知床観光の際は暖かい服装で。 皆さまのお越しをお…
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ニュース速報!
コチラ現場です。 本日、知床の最高峰である羅臼岳山頂付近に 白い粉状のモノが確認されました。 塩?グラニュー糖? 現在、この白い粉末が何なのか調査中であります。 現場から、初 雪太郎がお伝えいたしまし…
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秋風
今朝の気温10℃。でも、風が強くて体感温度はもっと低く感じた。 知床の畑を守る防風林の木も負けてしまいそうなくらいの強風と肌寒さ。 そんな畑では今時期・収穫の真っ最中。これから11月にかけてジャガイモ…
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決勝進出。
第1のコース、カラスさん。 第2のコース、カラスさん。 第3のコースもカラスさん。。。 さあ、各選手スタートラインに並びました。 位置についてっ、ヨーイ!どーん。 彼らが狙うのは、海岸に流れ着くカラフ…
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鳥の食べ物
真っ赤に色づいた小さな実たち。 バラ科のタカネナナカマドです。 鳥たちのごちそうとなるこの実、 残念ながら人間には食べられません… アイヌの人たちは「鳥の食べ物」と 呼んでいたようです。 (担当:乙部…
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知床峠は…
本日昼ごろの知床峠の様子です。 あたりは霧で覆われていました… 自然センターから峠に至る国道沿いでは、 真っ赤に染まったヤマブドウの葉や 先端だけが黄色になった樹木がちらほら見られるものの、「紅葉!」…
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疲れ眼
鋭く光る、赤い大きな眼。 充血気味?シマヘビです。 多くの人々に嫌われているヘビたち。 よく見るとハンサム?な顔立ちです。 お肌もツヤツヤ、テカテカです。 そしてスマートな体型。 でも、ダメか。。。 …
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人肌恋しい季節
最近、朝晩がめっきり寒くなっちゃって。 ほんと困っちゃう。 知床自然センターのロビーでうずくまっている所を保護しました。ニホントカゲの幼体です。 尻尾の色がとってもきれい! 思わず記念撮影をパチリ。 …
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夕日
オホーツク海へ沈まんとする 真っ赤な夕日。 海面には夕日で作り出された 真っ赤な道が伸びていました。 日に日に夕日を見る時間が 早まっています。 秋ですねぇ… (担当:乙部) …
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森のどこかに
「ゴロスケ ホーホー」 低く、こもった鳴き声が夜の森に響く。 姿は確認できませんでしたが、おそらくエゾフクロウ。帰宅しようと自然センターを出たところ、森の奥から聞こえてきました。 少し足をとめて、耳を…
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秋先撮り
「知床での紅葉はいつが見頃?」との問い合わせが多くなってきた。 自然センター周辺ではまだ目立った紅葉は見られない。 今朝も気温は20℃程あり、暖かな知床。 紅葉はいつになることやら・・・。 では、山の…
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カワガラス
ウトロの市街地を流れるペレケ川。 マスの遡上を見ようと川辺に下りると、 水面を低く猛スピードで飛んでいく鳥… カワガラスの幼鳥でした。 水に頭を突っ込んで、 水中の昆虫を食すその姿、 まだら顔のとって…
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夏のおもひで。
シラフヨツボシヒゲナガカミキリ。。。 触角が長いです。名前も長いです。 カミキリムシだけに 舌を噛みそうです。 夏の名残のカミキリムシ。 知床はもうじき秋です。 (担当:店長) …
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ひと休み
知床自然センターの前に設置されたベンチでは、たくさんのお客様がひと休みしていかれます。今日も疲れを癒しにいらしたお客様が。。 夏の森をにぎやかに演出してくれたコエゾゼミです。背中のかっこいい模様とは対…
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にらまれた?!
こちらを凝視する鋭い眼… オジロワシです。 暑い夏が過ぎ、 秋の気配を感じるようになった知床。 オジロワシや知床で生活する動物たちにとって、豊かで過ごしやすい季節がやってきたようです。 (担当:朝賀、…
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しっとりと
7日から8日にかけて、 北海道を駆け抜けていった台風9号。 知床でもたくさんの木の葉を吹き飛ばし、 多くの枝えだをへし折っていきました。 台風が過ぎ去ったあとの、 フレペの滝遊歩道。 普段よりも緑が …
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お邪魔しました。。
おっ!オニヤンマが鉄柱に抱きついてる。 これは良いシャッターチャンス! と、近付いてみると・・・ おや?鉄柱を挟んでもう一匹。 どうやら交尾の真っ最中だったようです。 ありゃま、お取り込み中でしたか。…
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青い海
フレペの滝展望台から、オホーツク海を眺めました。 真っ青な海。 船がつくる真っ白な波。 大空をビュンビュン飛び交うアマツバメ。 草原ではススキが風にゆれ始めましたが、 まだまだ夏の名残あるフレペの滝…
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カラフトマスのDNA
夕日が沈む頃。ここはオンネベツ川の河口。釣人達が遡上しにきたカラフトマスを釣っていた。 オスの盛り上がった背中がカラフトマス。寿命は2年くらい。川がカラフトマスの大群で黒に染まっていた。川は浅い上に流…
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手のりゼミ
ここ一週間一生懸命鳴き続けたぞ。 今日は楽してニンゲンにつかまって移動しよう。 わっ!見つかった。 死んだふりしんだふり。 この後、セミはハンゴンソウの葉の上にそっと戻されましたとさ。 セミの声も大分…
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きのこのこのこ ~森の素敵な分解者~
うわぁっ・・・っと? なあんだ、ヒグマさんかと思ったヮ。 食べられないで良かったぁ。ヒグマさんはサケ捕りに行っているのかしら。 アタシはベニタケというキノコの仲間よ♪ きれいなピンク色でしょう? 腐っ…
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落書き・・・
第五湖から駐車場までの遊歩道の側の木に、なんと…落書きがありました! 記念のつもりなのか知りませんが、こんなことが許されるわけがないはずです。 木は生き物であって、森にとって重要な存在なのです。 声を…