スタッフのフィールドノートとは?
About “Field Note”
知床に暮らしているのは野生動物だけではありません!「スタッフのフィールドノート」は、知床の自然を最も身近に体験しているスタッフがお届けする日々のブログです。移り変わる季節の中で見つけた小さな発見や、スタッフならではの知床の過ごし方、なかなか見ることができない登山道の様子など、ここにしかない生きた情報を発信しています。
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疲れ眼
鋭く光る、赤い大きな眼。 充血気味?シマヘビです。 多くの人々に嫌われているヘビたち。 よく見るとハンサム?な顔立ちです。 お肌もツヤツヤ、テカテカです。 そしてスマートな体型。 でも、ダメか。。。 …
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人肌恋しい季節
最近、朝晩がめっきり寒くなっちゃって。 ほんと困っちゃう。 知床自然センターのロビーでうずくまっている所を保護しました。ニホントカゲの幼体です。 尻尾の色がとってもきれい! 思わず記念撮影をパチリ。 …
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夕日
オホーツク海へ沈まんとする 真っ赤な夕日。 海面には夕日で作り出された 真っ赤な道が伸びていました。 日に日に夕日を見る時間が 早まっています。 秋ですねぇ… (担当:乙部) …
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森のどこかに
「ゴロスケ ホーホー」 低く、こもった鳴き声が夜の森に響く。 姿は確認できませんでしたが、おそらくエゾフクロウ。帰宅しようと自然センターを出たところ、森の奥から聞こえてきました。 少し足をとめて、耳を…
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秋先撮り
「知床での紅葉はいつが見頃?」との問い合わせが多くなってきた。 自然センター周辺ではまだ目立った紅葉は見られない。 今朝も気温は20℃程あり、暖かな知床。 紅葉はいつになることやら・・・。 では、山の…
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カワガラス
ウトロの市街地を流れるペレケ川。 マスの遡上を見ようと川辺に下りると、 水面を低く猛スピードで飛んでいく鳥… カワガラスの幼鳥でした。 水に頭を突っ込んで、 水中の昆虫を食すその姿、 まだら顔のとって…
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夏のおもひで。
シラフヨツボシヒゲナガカミキリ。。。 触角が長いです。名前も長いです。 カミキリムシだけに 舌を噛みそうです。 夏の名残のカミキリムシ。 知床はもうじき秋です。 (担当:店長) …
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ひと休み
知床自然センターの前に設置されたベンチでは、たくさんのお客様がひと休みしていかれます。今日も疲れを癒しにいらしたお客様が。。 夏の森をにぎやかに演出してくれたコエゾゼミです。背中のかっこいい模様とは対…
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にらまれた?!
こちらを凝視する鋭い眼… オジロワシです。 暑い夏が過ぎ、 秋の気配を感じるようになった知床。 オジロワシや知床で生活する動物たちにとって、豊かで過ごしやすい季節がやってきたようです。 (担当:朝賀、…
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しっとりと
7日から8日にかけて、 北海道を駆け抜けていった台風9号。 知床でもたくさんの木の葉を吹き飛ばし、 多くの枝えだをへし折っていきました。 台風が過ぎ去ったあとの、 フレペの滝遊歩道。 普段よりも緑が …
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お邪魔しました。。
おっ!オニヤンマが鉄柱に抱きついてる。 これは良いシャッターチャンス! と、近付いてみると・・・ おや?鉄柱を挟んでもう一匹。 どうやら交尾の真っ最中だったようです。 ありゃま、お取り込み中でしたか。…
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青い海
フレペの滝展望台から、オホーツク海を眺めました。 真っ青な海。 船がつくる真っ白な波。 大空をビュンビュン飛び交うアマツバメ。 草原ではススキが風にゆれ始めましたが、 まだまだ夏の名残あるフレペの滝…
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カラフトマスのDNA
夕日が沈む頃。ここはオンネベツ川の河口。釣人達が遡上しにきたカラフトマスを釣っていた。 オスの盛り上がった背中がカラフトマス。寿命は2年くらい。川がカラフトマスの大群で黒に染まっていた。川は浅い上に流…
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手のりゼミ
ここ一週間一生懸命鳴き続けたぞ。 今日は楽してニンゲンにつかまって移動しよう。 わっ!見つかった。 死んだふりしんだふり。 この後、セミはハンゴンソウの葉の上にそっと戻されましたとさ。 セミの声も大分…
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きのこのこのこ ~森の素敵な分解者~
うわぁっ・・・っと? なあんだ、ヒグマさんかと思ったヮ。 食べられないで良かったぁ。ヒグマさんはサケ捕りに行っているのかしら。 アタシはベニタケというキノコの仲間よ♪ きれいなピンク色でしょう? 腐っ…
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落書き・・・
第五湖から駐車場までの遊歩道の側の木に、なんと…落書きがありました! 記念のつもりなのか知りませんが、こんなことが許されるわけがないはずです。 木は生き物であって、森にとって重要な存在なのです。 声を…
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皆さん見れました?
昨晩はご存知の通り、皆既月食でした。 知床は日中から天気が良く、じっくりと観賞することができました。 刻一刻と変化してゆく月はとても妖艶な雰囲気をかもし出していて、夏の終わりの夜空を素敵に彩っていまし…
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山の上で
羅臼岳の大沢にはまだ若干の残雪は見られるものの、花の時期は確実に過ぎています。 山頂では日照りが強く、縦走路はぼんやりと霞んで見えました。 が、やはりもうすでに風は秋の匂いです。 25日、羅臼平では、…
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羅臼湖 三の沼
羅臼湖、三の沼です。 逆さ羅臼岳がくっきりと水面に浮かび上がって いました。 ここは高層湿原、トンボたちの良好な生息地と なっています。 ルリイトトンボやルリボシヤンマなど、 きれい色のトンボたちが単…
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虫の音
ルルルルルルルルルル・・・・ 夕暮れとともに郷愁を帯びた凉しげな虫の音が聞こえてきます。 この虫の音の正体は? 答えは簡単、淡い黄緑色をしたバッタの仲間 カンタン(邯鄲)です。 秋の澄んだ星空の下、知…
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夏、まっ!盛り
盛りです。 フレペの滝遊歩道を歩いていると堂々と道の真ん中でトノサマバッタが交尾中。 雲一つない青空の中、熱い暑い2匹を発見。 今の時期、遊歩道を歩いていると交尾をしていないまでも飛び交うバッタたちが…
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Hide and sing !?
こんにちは。隠れて鳴いていたのに見つかってしまったコエゾゼミです。 何だか分からないけど、ここ知床はまだまだ暑いです。おかげで、まだまだ僕らの合唱を聞いてもらえそうです。 とても短い命だけど、ここ知床…
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よちよち歩き
知床の海から険しい断崖を眺めていると、崖っぷちによちよち歩きをしている茶色い鳥。 オジロワシの幼鳥です。 くちばしが黒く、目はパッチリ、ふらつきながら断崖を歩いている姿。 とっても愛らしい幼子でした。…
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なりきり。
ワタシハ木デス。 チョット枯れた木デス。 写真撮っても木は木デス。 そんなに見つめないでください。。。 エゾシカの角がだいぶ立派になりました。 そろそろ角の表面の皮が剥がれ、 秋の装いの枯れ角に衣替え…
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ぷらんぷらん。
あーっ、足が折れてるっ! でもがんばって生きているウミネコです。 まだ幼鳥なのに。。。 でもがんばって生きているウミネコです。 野生の動物たちはとてもタクマシイのです。 がんばれ、ウミネコ。 (担当:…
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知床五湖のごみ
知床五湖の歩道付近の水辺に、タバコの空き箱が捨ててありました。 人のゴミは自然に悪影響をもたらします。 ゴミは、その辺に捨てたりしないで、必ずお持ち帰りください! (担当:インターン斉藤) …
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頭隠して尻隠さず
むしゃむしゃむしゃ。たくさん食べて、夏バテ知らず。 人が後ろを通っても気にも留めず、ひたすら食べ続けていました。 キオンの黄色い花とエゾシカのお尻の組み合わせがなんともかわいらしく、思わず撮ってしまい…
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注入~~~!
フレペの滝・遊歩道にて、出産中のトノサマバッタです。 こんな硬い地面に産んで大丈夫なんでしょうか? Σおーっと、観光客の足音が!! 近くまで観光客がやって来るとお母さんバッタは、そそくさと逃げて行き…
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うれしい出迎え
チングルマ(左)とエゾノツガザクラ(右)のコンビです。 運動不足の体にこたえる山道でも、小さく美しい花が目の前に現れたら疲れなんて吹き飛んでしまいます。 羅臼岳には他にもモイワシャジンやエゾカワラナデ…
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うろこ雲
川にはカラフトマスが上り、フレペの滝の遊歩道ではハンゴンソウが咲き始めました。 今朝、空を見上げると一面のうろこ雲。 暑い日が続く知床ですが、確実に秋が近づいてきているようです。 うろこ雲が出ると天気…