動物
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知床五湖の散策中
白樺の幹にドドーンと立ちはだかる青虫に遭遇しました。 何とも奇妙な柄がどうしても気になり調べてみたところ 名前はカラフトモモブトハバチといい白樺の葉が大好物だそうです。 ハチと聞…
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小さな緑の空飛ぶこども。
道の真ん中をヨチヨチ、テクテク。チョウの幼虫かしらと思って調べたところ、「ヒメヤママユ」という蛾でした。あまりに鮮やかな幼虫だったのでキレイなチョウかしらと期待していただけにガッカリしているとウチの昆…
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レインボー カラー
晴天の駐車場で虹を見つけました。 体長 7 cm ほどの、ニホントカゲの幼体。大人になるにつれて虹の輝きは薄れていくそうです。 「いつまでもキラキラと輝いていたい」思いを強くしました。 (担当:…
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枯れた(?)ケヤマハンノキ
最近急に自然センターの周りのケヤマハンノキの葉が茶色くなってきました。原因を調べるため近寄ってみると、葉っぱに小さなケムシのような虫がたくさんついていました。葉っぱについていた虫のほとんどは幼虫だった…
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獲物を求めて川から海へ?
昼下がりの海岸線、岩の上に青い綺麗な鳥を見つけました。川辺の人気者、カワセミです。 水面に滑空して魚をとらえる水辺のハンターでもある彼。海にもいるんだなぁ、と話していると何やら口元にくわえています。…
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エメラルドグリーンの宝石
[caption id="attachment_3491" align="alignright" width="280"] コエゾゼミの羽化1[/caption] エゾハルゼミの亡骸の横で、コエゾ…
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謎の大量死
ハンノキの幹でエゾハルゼミが並んで死んでいました。写真のこの場所だけでなくこの幹の、地上から高さ4-5m程の間に20匹以上も。 長い土中での生活を終えようやく地上に這い出して羽化をし…
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夏本番
[caption id="attachment_3324" align="alignright" width="280"] コエゾゼミ[/caption] 知床半島基部、斜里岳のす…
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蛾じゃありません。蝶なんですけど・・・
今週は雨もなく、良いお天気が続きました。知床自然センターの内外も、フレペの滝遊歩道の散策を楽しまれた後、一息つかれているお客様で賑わいました。 そんなお客様の周辺をひらひら飛ぶモノたちがいます。…
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夕闇が迫るころ
自然センターにエゾシカの親子がやってきました。 私のことなど全くお構いなしにゆっくりとおっぱいを飲ませた後2,3歩、歩きだしたお母さんは少し離れた場所から「フェ~ッ」と鳴きました。 「ゆっくり歩い…
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森の中で
鮮やかな青い鳥が目の前を横切りました。 オオルリです。 知床峠は、いまだ冬季閉鎖中。 春の山菜も、今が採り頃。 GWに降った豪雪の影響で 例年に無く、季節の進みが遅い知床ですが 鳥たちは活発に活動を開…
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黄色なのにアオジ?
先週あたりから自然センター周辺でアオジが観察できるようになりました。 写真では分かりにくいですが、頬や背の色は緑灰色(緑がかった暗い色)です。そこから名前の由来がきているようです。昔…
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早く暖かくなりますように!
材木を整理していたスタッフがぐったりしたコウモリを抱えて事務所に入ってきました。 どうも立て掛けた材木の隙間で越冬(冬眠)していたようです。 このコウモリはチチブコウモリと言います。北海道に生息す…
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荒波に飲まれて大きくなるんです。
先週末、近くの港でゴマフアザラシが保護されました。今年生まれたばかりの赤ちゃんです。 野生動物対策スタッフによると、「風物詩ってわけじゃないけど、流氷がなくなるこの時期、こうやってアザラシの赤ちゃん…
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シカ角にょきにょき中。
昨日は久しぶりの雪に見舞われましたが、今日はカラッと快晴。 そんな今朝のセンター前、私よりも早く出勤している知床住民を発見。エゾシカです。 今はちょうど角が生えかわる時期。 手前のシカはすでに古い角を…
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声の主は
突然 クルクルゥ・・・という甲高い鳴き声が響きました。 まさか白鳥でもいるのか・・・と思いながら 声のする方へ近付いてみると 鳴き声はピタッとやんで静寂の世界に早変わり。 まだまだ雪の残る林内には 大…
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角と角を突き合わせて
暖かい日も増え、山々にも活気が戻ってきました。 春はもうすぐそこですね。 お昼どきにフレペの滝近くを散策していると、 カツン、カツンと原野の方から力強い音。 若い雄ジカ2頭が力比べをしていました。 …
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じ~っと じ~っと。
雪融けの進んだ林内で 枝にとまる1羽のオジロワシ。 樹の根元にも1頭のキタキツネが。 どちらも 眼光鋭く、何かをじ~っと狙っているかのよう。 彼らの視線の先には... エゾシカの親子が、力無く座ってい…
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暴風雨の後遺症。
出勤途中に道路の欄干にとまっているワシを見つけました。まだ若いオジロワシのようです。 こんな欄干にとまって、しかも私がカメラを構えても飛び立つ様子もなし。もしかした先日の大雨と強風で疲れてしまっている…
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ぽかぽか陽気に、シカもタヌキものんびりモード
知床にもようやく春の兆しが。流氷に埋め尽くされていた海も、ブルーの部分が大部分となりました。 2日は風もなく、雲一つない快晴。ポカポカ陽気に動物たちものんびりモード。 雪解けの進んだ草原で草をはんで…
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クラカケアザラシ
羅臼沖の流氷にクラカケアザラシのオスがいました。クラカケアザラシは外洋性のアザラシなので、なかなか姿を見ることはないのですが、この日は、のんびりとお昼寝をしていたようです。 春は出産の季節。これから流…
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ハクチョウの群れ
雪が降る中、羅臼川の河口にオオハクチ ョウがいました。羅臼では羅臼川の河口 で姿を見かけることが多いです。首を水 中に突っ込んでエサを探していました。 今年はいつまでいるのかな? 羅臼では…
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まどろみ
流氷はびっちりだけれど、太陽はぽっかぽか。こんな日はステキな景色を見ながらまどろむのが最高。 今日は雨が降るとか、降らないとか。そろそろ下草ものぞいてくるかな、いやまだ気が早いか。やっぱり木の皮食べな…
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えぞくろてん
吹雪がようやくおさまった夜のことでした。仕事場から車で帰宅途中、国道の中央に何か白いものが見えました。 気になって引き返してみると、車にはねられたエゾクロテンで、丸くなってまるで眠るように死んでい…
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もうちょっとで逆立ちできそうです。
草原に雪降る前にはなかったはずの茶色い岩がありました。 ...よく見たら、動いています! ...よく見たら、エゾシカのおしりでした!! ...よく見たら、まわりに何十頭もいました!!! 少しびっくりし…
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耳を澄ませば。
冬の珍しい音の代表格といえば、この鳥ワタリガラスの鳴き声。 吹きまわる風の波の中でまるでウィンドサーフィンをするように飛び回りながら、奇妙で、でもどこか温かみのある音を発します。 フレペの滝の展望台で…
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旅の途中
12月上旬、雪降る寒い日に町民の方からカラスに いじめられている海鳥を保護したとの連絡が入りました。 夕方お宅に伺いひとまず家に持ち帰って保温、買ってきた小魚をさばき細かくして与えてみると、すぐ興味を…
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クマです。
クマはクマでもクマゲラです。 先日、フレペの滝が凍り始めたかを確認しに、遊歩道を歩いていると、サービス精神旺盛なクマゲラが目の前に飛んできてくれました。虫を探しているのか、木々の幹を叩きながら移動し、…
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思わぬ海の恵み
荒波から一夜あけ、斜里の海岸にイワシの群れが打ち上げリました。 海水温が下がるこの時期、イワシは温かい水域をもとめて岸近くまでやってくるそうです。 そんなイワシたちを岸に追い上げたのは、荒波だったのか…
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漁火見物のトトロ
漁火がいろいろな話題を提供してくれていますが、漁火に見とれているのは人だけではないようです。 漁火で明るい海を横目に車を走らせていると、道路標識の上に黒いシルエットが。 そのシルエットはあの宮崎駿監督…