2016年
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フレペの氷瀑
午前中は暖かかったので、フレペの滝遊歩道へ行ってきました。積雪量はあまり多くありませんが、スノーシューを履いての散策です。[caption id="attachment_7324" align="al…
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木と同じ色
今日の知床は散策日和です。天候は晴れ。気温は-3度。風はほぼなし。森のそばを歩いていると、ふと目線を感じ、森の中へ目を凝らすとエゾシカの群れを発見。少し前までシカの繁殖期だったので雄ジカのラッティング…
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冬フレペ part2
最高気温と最低気温の差がほとんど無い知床です。現在、フレペの滝遊歩道はスノーシューで散策できます。この時期の散策のお楽しみは、積雪による目線の高さの変化。木の枝等がかなり近くに感じます。雪上にシカやキ…
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奥山に紅葉ふみわけ鳴く鹿の
百人一首の中の一句ですね。下の句が「声聞く時ぞ秋は悲しき」とかく秋は寂しくて、オスジカがメスを呼んでいるラッティングコールも寂しく聞こえるという意味でしょうか。さて、当事者のオスジカの方の心境はいかが…
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冬フレペ
今朝は今季一番の冷え込みだった知床です。北海道内では最低気温が-17℃まで下がったところもあったとか。気温が下がると、フレペの滝はどうなるのでしょう?凍ったかな?期待しながら、雪を踏みしめながら歩いて…
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凍る湖
最近、知床五湖では結氷した湖をご覧いただけます。秋では11月の閉園の直前にしかみることができないものです。これを見ると冬がすぐそこまで来ているのだと感じ取ることができます。結氷すると、今まで晴れて風の…
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北海道のライチョウ
先日、林道で2羽のエゾライチョウと遭遇しました。 エゾライチョウは北海道では年中観察ができる鳥です。ちなみに本州にいるライチョウとは属から異なります。一年中、羽の色に変化はなく地味な色をして…
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上から目線
樹上から、「ギュッ、ギュッ、グッ、グッ」という不満げな声。「どけよ。邪魔だよ」という意志表示。 幹の裏から、チラチラ顔をのぞかせては、「ギュッ、ギュッ、グッ、グッ」。こちらが木の上には上がって来ない…
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一気に秋から冬へ
今年はいきなり秋を飛び越して冬がやってきました。雪の上に残されたナナカマドの赤い実の食べかす。上を見上げると、ギンザンマシコの群れが飛び交っていました。 タヌキのため糞場やエゾシカのヌタ場からは谷筋…
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誰の足跡?
雪降る日が多くなってきた知床自然センター周辺です。雪が積もると色んな場所で動物たちの痕跡を発見できますね。なかでも足跡は見つけやすい痕跡です。フレペの滝遊歩道も、早朝に誰より早くエゾシカやキツネの足跡…
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オオワシの飛来確認
11月5日に海岸沿いでオオワシの飛来を確認しました。後姿しか見えませんでしたが、黒と白のくっきりとした模様と黄色いクチバシは遠くからで目立ちます。私は今シーズン初のオオワシの発見でしたが、例年と比較し…
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黒ジカ
最近、オスジカがめっきり黒くなりました。背中だけみると一瞬ヒグマと見間違えそうです。繁殖期を迎えたオスジカは、体中に泥水を浴びたりして、彼らなりの「化粧」をするのです。そして泥だけでなく尿やなにやらも…
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ドングリから出てくるイモムシの親虫発見!
知床は今年、ミズナラのドングリが豊作のようです。昨年はほとんど無いと言っていいほどの大凶作だったので、ドングリを食べる虫はあまりいないだろうと思っていたのですが、全くの見当違いでした。ドングリなどに凶…
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どんぐりころころ
「全道的にドングリ(実物)が不作です」といったような情報が流れていますが、同じ北海道でも地域差があるのですね、知床はドングリが豊作です。特に、自然センター裏手に続く遊歩道「森づくりの道」にはたくさんの…
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Fresh!
実りの秋がやってきました。朝晩の寒暖差が大きくなってきたこの頃、フレペの滝遊歩道脇のヤマブドウが少しづつ色づき始めています。今は河口でサケやマスを食べているヒグマも、ヤマブドウ等を求めてそろそろ森に移…
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完成までもう少し
いつの間にか夏が終わってしまいました。 寂しいやら、心残りやらで、人の心は後悔ばかりです。 実はシカたちにとってはこれからが青春の季節なのです。 自然センター周辺のオスジカの角は、袋角から枯…
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秋晴れ
ここ数日天気の悪い日が続きましたが、今日は快晴! フレペの滝遊歩道に行って来ました。 陽気な日和の中、ふと知床連山を見上げてみると・・・ 綺 麗 に 見 え て る !! 絶好の散策日…
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あの山なみへ
いつも見ている知床連山へ、2泊3日の縦走登山に行ってきました。[caption id="attachment_7149" align="alignleft" width="280"] この日の目的地は…
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ふわふわの綿毛の季節
朝晩の気温も随分下がってきましたね。フレペの滝遊歩道もジャケットが必要なくらい冷たい風が吹くようになってきました。この季節のフレペの滝遊歩道の草原には、キオン(キク科)の綿毛がたくさん見られます。夏と…
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海霧
少し前の写真になりますが、8月のある日、プユニ岬からみたウトロの街です。 海からの霧に覆われ、見事な雲海を見ることができました。 海霧(うみぎり、かいむ)と呼ばれ、冷たい海面に暖かく湿った風が吹き込…
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愛があふれています
フレペの滝遊歩道を散策中、ミドリヒョウモンのオスがメスを誘っていました。葉にとまっているメスの周りをオスが飛んだりとまったりし続けるその様子は見ていて飽きません。 …
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観察してみよう!
知床五湖地上遊歩道を歩いていると色々な生き物を見ることができます。足元の笹が動いている場所を見てみるとアマガエルを見つけました。 他によく見かけるものとしてキノコがあります。下の写真は一見、…
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8月の大雨で大増水
8月から悪天候が続き、毎週のように知床自然センターから知床五湖(カムイワッカ)間の道路が閉鎖していました。ここまで天気が悪くなるのはあまりないですね。8月のウトロの総降水量は800ミリを超えたそうです…
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フレペの滝遊歩道へ散策マップを片手に
少しづつ秋の気配がするフレペの滝遊歩道。台風の過ぎ去った後には知床連山を望むことができました。今はハンゴンソウ、ナンテンハギ、ハナイカリ等が見頃。ヤマハハコもようやく咲き始めました。葉は厚く、裏面の綿…
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キノコ七変化
最近知床五湖でもキノコが多く目につくようになりました。何種類か写真を撮り、意気揚々とキノコ図鑑と向き合いますが、まったくわかりません…。図鑑を何巡しても答えがわからず、キノコガールズ(仮)…
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知らぬまに運び屋にされている件
植物は動けません。まったく動けないわけではありませんが、動物に比べるとほとんど動けません。植物の悩みは、自分が動けないのでどうやって子孫(種子)を遠くまで運ぶかということです。ある植物は風で飛ぶような…
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台風3つ、もうたくさん!
知床はお盆後半から度重なる台風襲来を受けました。8月17日の台風7号、8月21日の11号、23日の9号と立て続けに3つの台風が北海道に上陸、知床半島をかすめていきました。15日の降り始めから昨日23…
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反魂草
反魂草(ハンゴンソウ)はキク科の多年草で、今ちょうど見頃を迎えています。反魂とは魂を呼び戻す、死者を蘇らせるといった意味なので少し怖い名前ですね。ハンゴンソウの名前のルーツは諸説あるようです。供花に…
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高架木道さんぽ。
高架木道を散策してきました。本日の知床連山は雲がかかってみえにくいですが、オホーツク海はずーっと先まで青く気持ちのいい天気でした。 &nbs…
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水の中は別世界2
いよいよお盆が近づき、国立公園内の観光スポットは大変混雑してきました。 せっかくの夏休み、訪れたみなさんに知床の自然を満喫していただきたいですが、混雑だけは我々にもどうにもならないところです。ごめん…