2016年
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あのツララの謎
どうしてあんなに高いところに?その高さは約3メートル。少し前から気になっていた「イタヤカエデのツララ」。[caption id="attachment_6745" align="alignleft" …
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青い春
3月も半ばを過ぎ、ウトロは海岸線に波が音を立てて打ち寄せる日々が続きました。もう海明けかと思われた春分の日、流氷が戻ってきました。山も久しぶりに顔を出しました。 &n…
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シカの素顔
知床にいるとシカを見る機会は多くあります。ですが人に見られているシカはやはりどこか緊張感を持っているもので、常に人の存在を意識しているものです。観測そのものが対象に影響を与えてしまう、物理学の観察者効…
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いつもの夕陽
打合せ後、職場に戻る途中にいつもの道からいつも通り、夕陽が見えました。何度見ても、綺麗なものは綺麗です。感動は薄れないですね。こんな素晴らしい景色を見られる場所で、毎日働くことができる幸せをかみしめた…
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ゆらゆら、ぷかぷか、春の海
昼休み、昼食を買いに車を走らせていると、海鳥に混じって、海面にテカテカ光る物体。 双眼鏡で見ていると、水面で立ち泳ぎしながら居眠りするゴマフアザラシでした。なんとも気持ちよさそうにゆらゆら、ぷかぷか…
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空飛ぶリス
樹上から「カカカカッ」と高速で木をつつく音が聞こえ、アカゲラかな?と目を向けるとアカゲラ以外の動物も見つけました。 エゾモモンガです。お互い目が合いました。 近距離だったので逃げ…
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春の足音
ここ数日の暖かさで道路沿いの斜面の雪もだいぶ解けてしまい、ちょっとしたさみしさを感じている今日この頃ですが、その恩恵にあずかっている生き物も目にします。エゾシカは、雪深い冬の季節は食べるものが少なく、…
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氷上にて
今の時期、ウトロではワシが普通に見られるので、本州から来られた方は驚かれます。流氷上にとまっているオジロワシやオオワシは冬の知床を象徴する景色かもしれません。今朝は氷上に2羽のオジロワシと1羽のカラス…
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海の山
2日間に渡る吹雪の後、流氷が作ったのは山でした。流氷の向こう、水平線に見えるのは波?と車から降りて、双眼鏡で確認するとそれは流氷山脈!吹雪がもたらした強烈な北風に、流氷どおしがぶつかり合って出来た流氷…
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上を向いて歩こう
今日みたいな青空の日は、森へお出かけしてみませんか? 冬の森は木々の葉っぱもないし…つまらない…いいえ、そんなことはありません! &…
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氷の上を歩くヒト
昨日、ようやく流氷がびっしり接岸し、待ってましたとばかりに「流氷ウォーク」が行われています。私には見慣れた冬の風物詩ですが、毎度見るたびに「そこは海の上ですよ!一瞬にして氷がなくなったらドッボーンです…
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雪原のあしあと
大人のあしあと子どものあしあとシカのあしあと分からないあしあと・・・ フレペの滝に向かう途中で その地を踏みしめていった多くの「あしあと」がそこに残った。 反対に1つ道をそれると …
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家畜じゃない
親愛なるキツネへあなたは家畜じゃないその牙は甘いお菓子を食べるためではなく、ネズミをかみ殺すためにあるその目は餌をくれそうな人を探すためではなく、繁みに隠れた獲物を探すためにあるその耳は黄色い歓声を聞…
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流氷の海
斜里町ウトロの海岸線には所々で流氷が接岸しています。小さめの氷がほとんどですが、日が射しこむと、白い流氷と空と海の青のコントラストが美しく、ついに流氷の季節が来たかとちょっと感動します。 流氷の美し…
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トッカリをさがせ!
流氷が押し寄せてきた今日この頃、ウトロから自然センターに行く途中の見晴橋は流氷を展望するのに絶好の場所です。流氷をよーく見てみると、実はトッカリ(アザラシ)なんかが氷上に寝そべっているのが見えたりしま…
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冬のダイヤモンド
とても寒いけれども、真冬には真冬なりの良いところがあります。空気が澄んでいて星がよく見えるからです。 ダイヤモンドが欲しいけど高価なので買えないという方、晴れた日の夜空をぜひ見上げてみてください。 …
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氷点下の虫
今年は暖冬と言われ、日本各地で平年より気温が高かったり、雪が少ないと言われています。自然センター周辺も、なんだか雪が少ないです。それでも、少なくともこの1週間は気温がプラスになっていません。寒いです…
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積雪深調査
雪の少ない新年となりました。 アメダスではウトロの積雪は23cm、平年の半分ほどです。では、知床の山はどうでしょう。各地を歩きながら、実際の積雪の深さを測ってみました。 1)1/3 遠音別…