スタッフのフィールドノートとは?
About “Field Note”
知床に暮らしているのは野生動物だけではありません!「スタッフのフィールドノート」は、知床の自然を最も身近に体験しているスタッフがお届けする日々のブログです。移り変わる季節の中で見つけた小さな発見や、スタッフならではの知床の過ごし方、なかなか見ることができない登山道の様子など、ここにしかない生きた情報を発信しています。
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平地でも雪
とうとう知床自然センターのまわりにも雪がつもりました。 フワフワのパウダースノーではなく、発泡スチロールのクズ風つぶつぶスノーですが、ひさびに見ると雪ってキラキラしてキレイですね!そういえば、太陽の光…
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漁火見物のトトロ
漁火がいろいろな話題を提供してくれていますが、漁火に見とれているのは人だけではないようです。 漁火で明るい海を横目に車を走らせていると、道路標識の上に黒いシルエットが。 そのシルエットはあの宮崎駿監督…
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漁火
「自然の豊かな知床はきっと星空もきれいなんだろうなあ」と思われる方も多いと思います。 確かにその通りで、普段は天の川もばっちりです。 但し、今は違います。夜の海はまぶしいほどの漁火で大都会よりも明…
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冬がきます
本日(11/7)15:00をもちまして 知床横断道路が冬季閉鎖になりました。 例年では4月下旬に道路開通となります。 開通が近づきますと除雪風景と雪壁を見て楽 しむイベント「雪壁ウォーク」があります。…
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人見知りしません!
ここしばらく、雨が降ったり止んだりのぐずついたお天気が続いています。 ぱっとしないお天気に気分も沈みがちですが、可愛らしいお客さんが自然センター周りの緑地に滞在中です。 滞在中のお客さんはギンザ…
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去る季節、来る季節
ここ数日の暴風雨ですっかり葉を落としてしまった知床五湖の湖畔の木々。 ダケカンバの白い樹皮と残った茶色い葉の配色が去る季節への哀愁をそそります。 湖の上には渡りの途中の白鳥の姿。 波のない湖面をあっと…
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食べものではありません・・・.
国立公園内の道路を車で走っていると、ガードロープを保護するウレタン製の防護壁が、派手に壊れていました。 最初はてっきり交通事故の跡だと思いましたが、なんだか壊れ方がヘンです! 車を停めてよく見る…
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知床峠もそろそろ雪?
さむい!さむい!さむいよーーー!あーん!ここしばらく最高気温が10度にもなりません。最低気温は氷点下にこそまだなってませんが、5度以下の日がつづいています。とうとう今日から知床自然センターの暖房もいれ…
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知床五湖と紅葉
知床五湖 第二湖です。 散策していると風が落ち着き湖面が鏡になりました。 連山に雪が降り、山と雪と紅葉が素晴らしい。 落葉も目立ってきましたが まだまだ木々たちは色ついています。長い冬まであと一歩。 …
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ほんのひと時
14日に初冠雪した羅臼岳ですが、残念ながら羅臼側からは確認できず。毎日通勤途中に見上げていたところ、やっと見ることができました。清々しい空とうっすら雪化粧した姿をみると何とはなしに良い一日になりそうな…
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冬のあしおと
知床はさわやかな秋晴れです。 朝方雲に隠れていた知床連山も今はくっきりきれいに見えます。 毎日オホーツク海を車窓から眺めながら通勤していますが、今朝の海には冬の到来を感じさせる荒々しさがありました。 …
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知床のガトーショコラ
先日14日に人知れずこっそり初冠雪していた羅臼岳。 今朝も雲がかぶり「冠雪してるのかな~」とヤキモキしていたところ、やっと昼前に雲が晴れてっぺんを見せてくれました。 ほら、やっぱり雪をかぶってる! こ…
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10/14羅臼岳初冠雪
記事のupが遅くなりました。 羅臼岳に雪が降りました! よく見えないと思いますが、 写真の左上にうっすら、う~すっら白く見えるのが雪です。 (昼には消えてしまいました。。。) 最近、一瞬にして秋が過…
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あさっぱらからゴジュウカラ騒動
今日はゴジュウカラご来館騒動です。朝っぱらから知床自然センターにご来館され、館内をひとしきりご覧になったあと、屋上からお帰りになりました。私どもスタッフとしては、ちょっと心の準備がなかったものですか…
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どんぐりゴロゴロ
今年のどんぐりは豊作のようで、登山道 には滑ってしまうくらいたくさんのドングリ が落ちています。 一つ一つがどれもまん丸でパンパン。 おいしいんだろうな~と思わせる出来です。 昨年は不作だった知床自然…
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お昼休みのシメ騒動
今日のお昼前、事務所に脳しんとうのシメが運ばれてきました。窓ガラスにぶつかって失神していたところを保護されたのだそうです。 すぐに意識は取り戻したのですが「とりあえず、安静に」との獣医師(当財団 事…
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コミミズク
出勤直後、地元建設会社の方から電話が入りました。 斜里町ウトロの街中にある砂利置き場にフクロウが弱っているとのこと。 現場に駆け付けると昨夜から雨でずぶぬれになったコミミズクが草むらにうずくまってい…
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アライグマにも負けず、エゾタヌキ健在
当財団の賛助会員向け会報誌SEEDS秋号でエゾタヌキを特集するとのことで、10数年ぶりにかつて観察していた「ため糞」場に行ってみました。 タヌキは特定の場所で排便する「ため糞」という習性があります…
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「生息」の確かな証拠(事故死したアライグマ)
昨日このブログで「秋の夜長は野生動物との交通事故にご用心」と書きましたが、事故死した動物から得られる情報もあります。 それはその動物が事故発生地点に確かに生息していたという事実です。 さきほど半…
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秋の夜長、交通事故にご注意!
今年知床も例年なく厳しい残暑が続きましたが、ようやく秋の気配が。なによりも、日々早くなる日没で季節が確実に移り変わっていることを実感します。 先日、五湖フィールドハウスから帰宅途中の職員が道路に…
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たわわです。
一見どこかの果樹園と見紛うほどの、知床の森の天然ぶどう(ヤマブドウ)棚。 今年はどうやら豊作の年。いたるところでたわわに実っている青い房が目につきます。 ヤマブドウ好きの動物たちのうち、この房には一体…
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知床五湖の雲焼け
五湖の高架木道から見えた夕陽です。 雲が太陽に真っ赤に照らされており 本当に綺麗でした。 最近は日没の時間が17時頃と 早くなってまいりました。 それに合わせて、 知床五湖の地上遊歩道の散策可能なお…
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目にも鮮やか
ここ数日になって急に冷え込み、時化た海と曇天の中ふと海岸をみると鮮やかな色が。エゾオグルマという海岸性の植物で、青森県と北海道にしかない花です。秋に咲く花は少なく寂しいですが、山の斜面にはミヤマアキノ…
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やっとこさ到着
羅臼町海岸町に流れるサシルイ川で、カラフトマスを見ることができました。今年は遡上数が少ないと言われていますが、そんな中でも無事上ってきています。写真の真ん中の個体をよく見ると、尾がボロボロになって白っ…
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ハネナガキリギリス
今日はやけに虫の声がする...と思ったら、羅臼ビジターセンターの自動ドアにハネナガキリギリスがくっついていました。どうやって入ったんでしょうね?? 羅臼は涼しい地域とはいえ、今年はまだ汗ばむ日も多くな…
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秋の気配
昨日の最高気温は29.3℃。 お盆を過ぎても残暑の厳しいウトロですが 森の中には、ひっそりと秋の気配を感じます。 写真は、ほんのり赤く染まるモ・ミ・ジ。 この他、ドングリの実も茶色く染まってきましたし…
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秋の夜の楽しみ
知床の河川にはサケ・マスが遡上する時期になりましたが、夜空にも素敵な川があります。 知床では街中から少し離れるだけでこんな素晴らしい夜空に出合えるのです。 シマフクロウたちの鳴き交わす声を聞きながら、…
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グラデーション
例年より残暑が厳しかった知床ですが、昨日より急に涼しくなりました。朝晩は20度以下。 暖房の掃除もそろそろ始めないと...。 ぶるっと一枚羽織りたくなるころは動物たちも衣替えの季節です。 シカたちの生…
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ふとした瞬間に
夏の知床の景色の良さは 湖や滝、山々だけではありません。 森の中にだってちゃんとあります! 上を見上げれば そこには美しい木々と青空が広がっています。 花や紅葉、雪景色ではありませんが 夏には夏の緑と…
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高架木道からの景色
知床五湖の高架木道から眺めた1湖です。 青空に知床連山が映えて、美しい! 高架木道ならではの景色ですね。 天気や気温によって、 毎日違う表情を見せてくれる空、山、湖...。 濃霧の日もありますが、 そ…