動物
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五湖に珍客?
知床五湖の二湖付近で珍客が目撃されたということで、確認しに行ってきました。 この真っ白な体が特徴的なこの鳥は「チュウサギ」というサギの仲間だと推測されます。 「え?こんな鳥、私見たことあるよ!」…
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春の虫
虫たちが活動する季節がやってきました。春の暖かい日はエルタテハ、クジャクチョウ、コヒオドシなどのチョウが日向に出てきます。これらのチョウは夏に羽化して成虫で越冬するので、春夏秋冬いつでも(冬は偶発的に…
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ウトロでケイマフリ
ウトロのオロンコ岩から海を見ていると、ウミネコやシノリガモに交じって黒っぽい鳥が見えました。体は基本黒いですが、目の周りに白いメガネのような模様があり、そして足は鮮やかな赤色です。これはウミスズメ科の…
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森の案内人
森の中を歩いてると、前方で飛び立つ鳥の羽音が。パタパタと飛び立った鳥は少し先の地面に下ります。そしてこちらが近づくとまた少し先に飛び立つ…、その繰り返し。まるで道を案内されているような気分になります…
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オシドリ夫婦
ここ数日の春を飛び越えて初夏のような陽気にはびっくりです。 ここまで暖かいと、水辺が恋しくなります。 ぬるんだ水たまりで、オシドリのつがいが羽を休めていました。仲のよい夫婦をオシドリ夫婦と例えて言…
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エゾアカガエルの産卵
[caption id="attachment_5911" align="alignright" width="280"] 水面から目だけ出してます。[/caption] 先日の4月21日、ウトロの…
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ビミョーな関係・・・。
最初は、仲睦まじいクマゲラの「つがい」かなと思いました。 同じ木の表と裏で、恥ずかしそうに相手の様子を窺っているのかと思いました。時々羽根をふくらましたり、背を反らせるようにノビするような仕草をした…
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白いノスリ
空を見上げていると、やけに白っぽい猛禽が数羽飛んでいました。 形や模様はノスリっぽいのですが、普通のノスリよりとにかく白い。 尾羽の先が黒いところを見ると、これはケアシノスリという種類のようです。…
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タヌキ受難・・・。
雪解けが進むこの時期、いろいろな動物たちが夜になると活発に動き始めます。車で走っていると、エゾタヌキ、キタキツネ、エゾシカなどを道路際でよく見かけます。その中でもタヌキは特にこの時期よく見かけます。…
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マダニ注意報
新しい春が来た、希望の春! 外にいても暖かく、思わず腕まくり。 あれ、こんなところにホクロあったっけ?ギャー、ダニだー! ・・・ 知床は野生動物が多く、シカなどは間近で見ることができます。…
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薄紅色の群れ
アトリ、マヒワと続いて今週はベニヒワの大群に出会いました。ここ最近の暖気で雪解けが進み道路際に雪解け水が溜まっていました。ベニヒワたちはその水たまりで水浴びに夢中でした。冬の間お預けだったからか、そ…
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タヌキ注意報
先日の夜のことでした。夜道を車で走っているといきなり目の前を奇妙な物体が通ったんです。 それはモフモフの毛の塊のようでした。その正体はなんと!タヌキです。正確にはエゾタヌキです。 最近、暖かくなっ…
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一歩戻って二歩進む季節
今日は季節が逆戻りしたような吹雪模様ですが、明日以降はまた気温が上がる予報。一歩戻って2歩進む、そんな感じの季節の移ろいです。 先日アトリの大群飛来を紹介しましたが、今年はアトリだけではなく除雪…
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春を感じること
森の中にいるエゾシカの群れ。知床ではごくありふれた光景ですが、その中に片方の角がないオスジカが1頭いるのに気が付きました。 「ああ、もう春か」 シカの角は毎年生えかわり、古い角が落ちるのがちょうど…
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お見事でした!
会議が終わり、自然センターへ帰る途中、国道沿いでじっと気配を窺うキタキツネを発見。 次の瞬間! …
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目覚めたのですね
最近の知床は春のような陽気が続いており、雪もどんどん溶け、流氷も見えなくなってしまいました。 春の到来は喜ばしいですが、黒い毛並の彼らが目覚める時期でもあります。先日、雪の上に見つけた足跡は紛うこと…
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アトリ大群飛来。そして受難。
今日、仕事でウトロから根北峠経由で羅臼に向かいました。その途中、いたるところで小鳥たちの群れに出会いました。雪解けの進んだ路肩で側溝などに吹き溜まった種子か何かを一心不乱についばんでおり、よく見ると…
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赤い鳥、みーつけた!
2月からインターンで活動中の相原です。 先日、知床自然センターからフレペの滝までの散策中、アカゲラを見つけました。 雪の中に、赤い羽毛が映えてとても美しい姿の鳥です。 慣れないスノーシューでやや…
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暴風雪にうんざり
今年の冬は毎週のように暴風雪に襲われています。毎週どころか自然センターは先週末、そして今日と週に2回も午後から暴風雪による臨時休館となりました。湿った雪の重みに木々の枝も大きくたわんでいます。小枝に…
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もしかして、もう春ですか?
今日はなんと気温摂氏10度超え!4月下旬並み?厳冬期の2月とは思えない、まるで春のような暖かさでした。 雪解けも進み、道路には雪解け水がさらさら流れました。 青い空に、キラキラまぶしく輝く雪。その中…
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ミルクシェイクの海
長く続いた暴風雪の後、ウトロの海岸に接岸していた流氷が姿を消し、代わりにシャーベット状の氷泥が海岸に打ち寄せていました。まるでミルクシェイクのような、液体でも固体でもない不思議な白い海。 その…
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嵐の前に
知床半島に発達中の低気圧が接近しています。今夜から大荒れになりそうです。次第に雪の降り方も激しくなってきています。 低気圧の接近を予感しているのか、自然センターの周辺では小鳥たちが一心不乱に餌探しを…
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嵐の前に
今日は低気圧の接近で荒れたお天気でした。夕方には知床自然センターの屋根の一部が強風で吹き飛びました。 写真は昨日。嵐の前の穏やかなお天気にツグミがナナカマドの赤い実をしきりについばんでいました。今日…
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小さなかじり痕
雪が積もると、足跡や食べ痕など生き物たちの痕跡がはっきり残ります。雪がない時には気づかなかった生き物たちの息づかいを感じることができます。写真はモモンガがトドマツの葉をかじった食べ痕。とても小さな痕…
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羅臼の海
羅臼で実施中のトド調査に顔を出してきました。トドの専門家である石名坂研究員が主体となって、知床半島羅臼側根室海峡への来遊状況を調べています。お手伝いいただいている酪農学園大学の学生さんと共に、年末…
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ハリギリの実とハギマシコ
海に面した強風吹きつける断崖で、斜面を飛び交う小鳥の群れに出会いました。群れで斜面を移動しながら、何かついばんでいます。小鳥の名前はハギマシコ、ついばんでいるのはハリギリの実です。今年は木の実も豊作…
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凍った川を泳ぐサケ
知床も本格的な冬に突入しました。肌を刺すような北風がつらい季節です。 冬になると川も凍ってきます。流れる水が凍るというのは何か妙な感じがしますが、表面に氷が張るだけで中の水は流れてます。 知床の…
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森の中で
真剣な顔?でトドマツを調べるクマゲラに出会った。一人で森の中にいたせいか、それとも彼が穴を穿つのに集中していたせいか、至近距離まで近づいてきた。クマゲラには失礼だか、真剣そのもののそのしぐさがちょっ…
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オオワシVSカラス
知床の冬鳥といえばいろいろいますが、やはり始めに名があがるのはオオワシではないでしょうか。最近よくオオワシを見かけるようになりました。越冬のため遠く大陸から日本に渡ってきたのでしょう。 今朝は国立公…
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誰の仕業?Part2
巣箱の片隅に几帳面に積まれたドングリの山。きれいに殻(皮?)がむかれ、一部は薄皮もむかれていました。一体誰の仕業でしょうか? 私の自宅周辺に取り付けたこの巣箱はコンパネ製の箱型で、シジュウ…