スタッフのフィールドノートとは?
About “Field Note”
知床に暮らしているのは野生動物だけではありません!「スタッフのフィールドノート」は、知床の自然を最も身近に体験しているスタッフがお届けする日々のブログです。移り変わる季節の中で見つけた小さな発見や、スタッフならではの知床の過ごし方、なかなか見ることができない登山道の様子など、ここにしかない生きた情報を発信しています。
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新緑・・・を、食べる
今知床は初夏、新緑の季節真っただ中です。草や木は青々とした柔らかな葉を広げており、山の景色も美しいです。青々とした柔らかな葉が生い茂る時期は、葉っぱを食べる虫にとっては重要な時期です。柔らかく食べやす…
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オロンコ岩に咲く花
先日お天気の良い日にオロンコ岩を登ってみました。岩の上までは、地上から少し急な階段を5分ほど登る必要がありますが、頑張って登った先の岩の頂上からの景色は最高です。 [caption id="…
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セミが膨張
最近、知床自然センター周辺ではたくさんのエゾハルゼミが鳴いています。先日、不思議なエゾハルゼミを発見したので、カメラで撮影しながら隔離観察してみました。このセミはどうやら菌類に全身を侵食されてしまった…
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輝く青い目
自然センター周辺は今や、新緑の季節です。まだ寒い日も多いですが、暖かい日はエゾハルゼミが鳴き、虫たちが活発に活動しています。そんなある日、自然センター周辺でエゾヨツメという蛾を見つけました。エゾヨツメ…
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海岸の花
海岸の断崖で咲いている小さな花。エゾイヌナズナというアブラナ科の花です。 &nbs…
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新旧の入り混じる季節
フレペの滝遊歩道では、草原沿いにカシワがたくさん見られます。海岸から山地まで見られるブナ科の木本です。冬中寒さに耐え忍んでいた昨年の枯葉がくっついたままの状態で、黄緑色の若葉が一斉に出始める季節。本来…
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正解は一つじゃない
もしあなたがクルミを食べたいと思って、殻付きのクルミを手に入れたとします。手元には道具がありません。どうやって中身を食べるでしょうか?カラスの場合、導き出した結論は「アスファルトに叩きつける」でした。…
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コテングクワガタ
自然センター周辺にとても小さな花が咲いています。 調べてみると、どうやらコテングクワガタのようです(もともとはヨーロッパ原産の帰化植物) 目立たない花ですが、可憐ですね。 …
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最大の敵は自分である、みたいな
今年もキビタキが繁殖のため知床に帰ってきました。オスのキビタキは鳴き声も容姿もきれいです。ですが彼は意外なところでライバルを見つけてしまったようです。同じくオスのキビタキなのですが、嫉妬するくらいに美…
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ヒトリシズカ
自然センターの裏手に続くフレペの滝遊歩道には、少しづつ花が咲き始めています。エゾヤマザクラに続き、今はヒトリシズカが見頃です。大きな株で数か所に咲いています。まだ蕾のものも多く見られるので、しばらく楽…
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カラスの親心
最近、カラスがあちこちで巣材を集めてます。この日もハシブトカラスがなにやら地面をうろつきながら、巣作りに使えそうなものを探していました。どうやらヤマブドウの樹皮かなんかのようで、それをさらにしごいて繊…
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足元の小さな自然
沢沿いを歩いていたら、とても綺麗なキノコを発見しました。 …
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海岸沿いの青い鳥
海岸沿いを歩いていると、綺麗な鳥のさえずりが聞こえました。さえずりの主はブルーとオレンジのお洒落な配色をしたイソヒヨドリという鳥の雄でした。毎年春になるといち早く知床の海岸沿いに姿を現し、綺麗なさえず…
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エゾヤマザクラ
知床では、エゾヤマザクラの花が見頃を迎えています。新緑とピンク色の花のコントラストがとても綺麗です。 サクランボがなる頃には、この樹にもクマが来るのでしょうか。 &nb…
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鳥たちの春
連休中は暖かく天気の良い日が続き、各地で夏鳥が活発にさえずっている様子が見られました。特に木々の多い場所では、枝の先端の方に止まり、高らかな声で鳴き続けていました。上の写真はオオルリという鳥で、春にな…
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エゾノリュウキンカ
早朝、シカの調査中に見つけたエゾノリュウキンカ、別名ヤチブキです。六花亭の包装紙にも描かれている、春を代表する花です。たった数個体ですが、沢筋できれいに花を咲かしていました。 実はわたし、自…
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エゾアカガエルの目覚め
先月の下旬ころから暖かい日が続き、草花が徐々に茂り始め春めいてきました。春は冬の間眠って過ごしていた生き物たちの目覚めの時期でもあり、エゾアカガエルも春になると冬眠から目覚め動き始めます。[capti…
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春の花
先日、市街地へのシカやクマの進入を防止する電気牧柵の点検のため、市街地の山際を歩いていたのですが、色々な花が咲き始めていました。今回特に気になったのはハルニレの花です。いつも気付いた頃にはすでに結実し…
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癒しの花
GW連休がスタートしました。世の中がお休みの時、関係なく忙しく働いている方もたくさんいらっしゃるはず。お疲れさまです。 私たちの仕事も連休とは無縁ですが、そんなGWに心を和ませてくれるブルーの花、そ…
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キタコブシ、もう少し
キタコブシの花がもうそろそろ咲きそうです。知床自然センターの周りではポツポツと静かに花が咲き始めています。まずはエゾノバッコヤナギ、次にキタコブシ。エゾノバッコヤナギの芽吹きは例年より少々遅れ気味です…
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私だけの流氷
4/17、まだ冬の装いの海別岳(うなべつだけ)へ行ってきました。強い北風が吹く中、誰に出会うこともなく。この日山へ入ったのはどうやら私だけの様子。 標高をあげるにつれ…
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エゾライチョウの春
知床では今、どんどん雪解けが進み、急激に春めいてきています。そんなとある日、森の中でエゾライチョウのペアを見つけました。最初は凛とした立ち姿のオスにしか気付かなかったのですが、そのオスを観察していると…
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知床トラバース(縦走) 春から冬へ
日本全国春ですが、去りゆく冬を探しに、知床連山の稜線を歩いてきました。今回は羅臼側の知円別から歩き出し、斜里側の岩尾別まで縦走(トラバース)するプラン。出発地の道路付近の雪はすべて融け、山の斜面も融雪…
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雪解けとともに咲く
先日、天気が良かったので雪解けの森を散策してきました。まだまだ雪が多いですが、海側で日当たりの良い斜面では所々でフクジュソウが満開でした!雪解けが早かった場所から順にフクジュソウが開花し、まだ雪に埋ま…
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エゾタヌキ
ここ数日、知床自然センターの周辺でタヌキをよく見かけます。ノロノロとした鈍い動きです。タヌキは冬眠を行わず、寒い時期は活動量を下げて生活しているそうです。このタヌキは、数日前の気温の上昇に伴い行動を活…
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バッコヤナギが咲きそうです
朝はまだ寒く息が白くなりますが、日中は暖かくなってきました。長い冬もようやく終わりを迎えようとしています。植物は季節の変化に敏感。もう花を咲かせる準備をしている木がありました。バッコヤナギ。またの名を…
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うぐいす色のキツツキの仲間
「キョッ、キョッ」「トン、トン、トン!」道路沿いを歩いていると、すぐ脇の木で鳥が木をつついている音が聞こえました。見上げるとアカゲラよりも大きい、ウグイス色の鳥を発見…ヤマゲラでした!額には赤い模様が…
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一酸化二水素
一酸化二水素という物質をご存じでしょうか。不思議な物質で、地球上において固体・液体・気体のすべての状態で存在しています。地球上のほとんどの場所に存在し、生き物の体内にも存在します。すべての生物がこの物…
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宙ぶらりん
春分の日、春らしいお天気の中、国立公園外の農地に囲まれた小さな森に散歩に出かけました。周囲の畑では融雪を促す融雪剤の散布を行うモービルが白い農地に黒で幾何学模様を描いていました。 小さな森ですが、森…
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ワンモア☆アザラシ
こんにちは!いきなりですが、この写真に何が写っているか分かりますか? 写真中央の、横に少し長くなっている黒い物がアザラシです。双眼鏡ならよく見えて……鼻が水面から顔をだし、鼻が閉じたり開いたりなんとも…