スタッフのフィールドノートとは?
About “Field Note”
知床に暮らしているのは野生動物だけではありません!「スタッフのフィールドノート」は、知床の自然を最も身近に体験しているスタッフがお届けする日々のブログです。移り変わる季節の中で見つけた小さな発見や、スタッフならではの知床の過ごし方、なかなか見ることができない登山道の様子など、ここにしかない生きた情報を発信しています。
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羅臼で出会った海の動物たち
8月からインターンとして羅臼で活動している茂木(もてぎ)です。16日に羅臼の観光船に乗ってホエールウォッチングをしてきました。港を出てすぐ、イシイルカの群れに遭遇!ウトウなど海鳥を観察しながらのんびり…
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小さな秋、見つけました
[caption id="attachment_6306" align="alignright" width="280"] 淡いピンク色のイネ科の花[/caption]本州の暑さには及ばないものの、暑…
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空高くアマツバメ
昨日久しぶりにフレペの滝遊歩道を散策しました。この夏フレペの滝遊歩道ははヒグマ出没による遊歩道閉鎖が相次いでいますが、幸い昨日出没はありませんでした。 遊歩道を進むと、空に舞うたくさんのアマツバメた…
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羅臼側からの羅臼岳
8/5(水)に羅臼側から羅臼岳に登ってきました。上の写真の屏風岩では雪解け水が滝となって流れ落ち、雪解けの時期にしか見られない絶景を作り出していました。屏風岩付近はようやく登山道が出てきましたが、お花…
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カムイワッカへの500m
シャトルバスでカムイワッカに行ってきました。8/1~25,9/19~23の期間は、カムイワッカへは知床自然センターから出るシャトルバスで行くことができます。今年から、バスを降車したところから500mほ…
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さりげなく、道路際にオジロワシ
知床方面はお盆の混雑が始まりました。 海際の国道をたくさんの車がひっきりなしに行きかいます。 海の上にもたくさんのお客さんを乗せた観光船が。 そんな人間界の慌ただしさはどこ吹く風と、国道際の岩のてっ…
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路上のキツネたちに注意!
[caption id="attachment_6276" align="alignright" width="280"] 寝てるだけでした[/caption]最近、夜の道路を走っているとたくさんのキ…
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羅臼湖ハイキング
先日天気が良かったので羅臼湖に行ってきました。写真は三の沼から望む羅臼岳です。水面に逆さ羅臼岳がよく映えます。 羅臼湖入口のバス停で降りて少し歩くと入口看板があり、そのすぐ近くには大きなぬかるみがあ…
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あたたかい・・・
[caption id="attachment_6258" align="alignright" width="280"] 美しい尻尾。ですがトカゲなのでいざという時は切って逃げます。[/captio…
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納涼!渓流魚ウォッチング
同じ知床半島でも、羅臼と斜里では気温がまったく違います。特に夏、斜里側はフェーン現象で羅臼と比べて気温が全般的に高めです。昨日も斜里側はうだるような暑さ、ちょっと涼みに近くの川に遊びに行きました。 …
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チョウにも好みがある?
知床では今、チョウがたくさん舞っています。特にメイン写真のこのチョウ、昨年もたくさんいましたが今年もたくさん羽化したようです。自然センターなど建物によく迷い込んでくるこの茶色いチョウは、キバネセセリと…
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黄金色に色づく麦の上で
半島基部の農村地帯では、麦が色づいてきました。麦刈りが始まるまで、あと十日ほど。まずは色づきの早い秋まき小麦、その後春まき小麦と、大型コンバインによる夜を徹しての刈り取り作業が続きます。麦刈り作業が…
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夏真っ盛り
今日の最高気温は24度。すっかり緑色が濃くなった知床五湖です。いつの間にか季節が進み、一湖の湖面にはスイレンが咲いています。 高架…
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良禽は木をえらばず?
オジロワシを非常に近くから観察できる機会がありました。その表情は精悍で眼光は鋭く、孤高なオーラを発しています。ですがとまっていたのは道路沿いの電灯の上。オジロワシを大自然のシンボルとしてイメージしてし…
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硫黄山も雪多いです
7/12に硫黄山に行ってきました。ちょうどいい天気に恵まれましたが、昨年より残雪が多く、硫黄沢はほぼ雪渓となり、雪による照り返しが厳しく、熱中症対策はしっかりと、といった山行となりました。硫黄沢は入口…
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きれいだけどきたない?
写真の緑色に光る美しい虫は、オオセンチコガネといって、知床国立公園では見る機会の少ない虫です。基本的に緑系の色が多いですが、個体によって赤系~紫系だったり様々です。知床でよく見かける虫でこれに似たセン…
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青い鳥
青い鳥は幸福の象徴に例えられますね。フランスの童話「青い鳥」が元のようです。 知床にも青い鳥がいました。夏鳥のオオルリです。容姿も声もとても美しい鳥です。 知床に幸福を運んできたわけではもちろんな…
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例年以上の雪渓です。
7月5日は羅臼岳の山開きでした。100人近い登山客で賑わった昨日の羅臼岳ですが、例年以上の雪渓の多さに驚きながらの山行となりました。 仙人坂は直登部分があり、道迷いに注意です。ピンクテープを目印に登…
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今から帰るよ!
[caption id="attachment_6176" align="alignright" width="280"] こんなに一度に運べる?[/caption] ネズミを口いっぱいに詰め込…
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日陰の花
[caption id="attachment_6172" align="alignright" width="280"] 漢字で書くと銀竜草。タツノオトシゴに似てるかも。[/caption] うっ…
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木の花いろいろ
[caption id="attachment_6166" align="alignright" width="280"] ミズキ(ミズキ科)。秋には、かわいらしい実が熟し、ヒグマも好んで食べます。[…
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知床、夕陽、19時5分。
斜里の海岸にて。 いま時期の日の入りは19時過ぎ。 もうすぐ夏至。夜が明けるのは3時半ごろ。 あと8時間と少しでまた朝がきます。 (担当:松林)…
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稜線は冬でした
5月は暖かい日が続いた反動か、6月最初の週末は少し冷え込みました。 知床連山に登る予定日には、山々は雲の中。 天候の回復を待ち、1日遅れて知床連山の主稜線に上がると、季節は冬でした…
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青空にツバメ!
ウトロから斜里へ海辺沿いの国道を車で走っていると、川の河口上空を舞う小さな鳥の姿が目に入ります。 チリリ、チリリと鳴きながら高速で飛ぶこの鳥はイワツバメです。イワツバメは海岸沿いの崖などに泥でできた…
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群れる海鳥の下に鯨がいました!
ウトロから斜里に向かう国道を車で走っていると、知布泊漁港の沖合にたくさんの海鳥が群れていました。何事かと車を停めると、黒い影が海面から盛り上がってきました。クジラです。 頭のほうが浮上して、やがて後…
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森のネズミ
今年はやけにネズミが多い気がします。 [caption id="attachment_6135" align="alignright" width="280"] ドングリうまい![/caption]…
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季節外れの冬模様
ここ知床ウトロでは、先月と打って変わって寒い日が続いております。自然センターから数キロ先の知床峠の気温は-2℃。先月まで一生懸命鳴いていたセミたちはどこへ行ってしまったのでしょうか... そんな寒さ…
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クマゲラ来訪
知床自然センターの近くにある自然散策路で、今朝クマゲラのオスを見かけました。 クマゲラは「ケーン、ケーン」と特徴的な声を出しながら、しばらく枯れ木をつついたりしてました。黒い体に頭の真っ赤な模様が映…
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葉っぱデカいが、花もデカい
新緑の6月、今年は例年よりも季節の進みが早く、緑も濃い気がします。そんな緑の中でホオノキの白い花はとても目立ちます。食べ物を包んだり、皿替わりにも使える大きな葉がホオノキのトレードマークですが、花も…
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レプンカムイの海へ
知床半島の沿岸部を海から動物観察出来る観光船は、ウトロ側も羅臼側も人気観光メニューのひとつです。 私も先日、羅臼で観光船に乗ってきました。 目的はシャチ! 出航して数分、まだ羅臼の町が見えているのに…