動物
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誰の仕業?
クマゲラの穿った穴を覗くと。中にはオオバボダイジュの種子ばかり、たくさん!誰がやったのか・・、わかりません。ネズミ?リス?カケス?・・。別の穴には葉のついたまま入っているものも! …
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なぜここに?どこから来たの?
「トド、お前もか!」 知床世界自然遺産の町、斜里町では、これまでにも市街に野生動物が出没するようなことはありました。エゾシカなどは当たり前、過去にはゴマフアザラシの子やヒグマが出没したこともありま…
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歩行グマ天国?
知床自然センター周辺の道路もうっすら雪に覆われました。 雪の上には動物たちの足跡がくっきりと残り、たとえ姿を目にすることがなくても、彼らの存在をよりはっきりと意識することができます。 既に冬期閉鎖と…
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リス御三家
次号の賛助会員さん向け情報誌でエゾモモンガを特集するということで、ねぐら探し続行中ですが、なかなか出会えずにいます。その親戚たちには会えたんですけど・・・。ヒメネズミ?、いえモモンガはネズミの仲間で…
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クマ+タカ=森の王者
海辺の道路を車で走っていたときのことです。大型の猛禽が木の上にとまっているのを見つけました。 オジロワシやトビとは異なる尾羽のストライプ模様、ハイタカやオオタカよりも巨大・・・、後頭部にある角のよう…
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入ってます!
当財団の賛助会員さん向け情報誌の編集担当スタッフから「次号の特集はエゾモモンガでいきます。ついては今月20日頃に取材に行きたいのでよろしく!」と言い渡されました。10年以上前にモモンガをしばらく調べ…
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冬の蛾
最近、みぞれが降ることもあり、知床はもう冬です。そんな寒い中、夜に車を走らせるとたくさん蛾が飛んでいるのを見かけます。その蛾のほとんどは、主に晩秋~早春の雪のない季節に発生するシャクガ科の蛾で、総称フ…
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本日、朝一番のお客様は「毛玉」?
今朝は気温が2℃まで下がりました。本当に寒い朝で、知床峠も昼12時にようやく開通です。自然センター開館時に、玄関マットの上に毛玉がありました。「毛玉じゃないよ、ネズミだよ。」ヤチネズミが丸まった姿で全…
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産卵床はどこ?
知床は現在秋から冬に移り変わろうとしています。この移ろいの中でカラフトマスは遡上と産卵が落ち着く一方で、シロザケは今がその時期を迎えています。よくテレビで観るダイナミックなサケ・マスの産卵を観察するの…
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カラスの食卓 秋編
7月にも一度このブログに書いたことがありますが、知床自然センターの屋上にあるアンテナはカラスたちの恰好の食卓となっています。ご馳走を見つけてきてはアンテナの上でお食事、そして食べカスを落とします。そ…
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飛んでいきました!
10月11日にご紹介した交通事故で保護、リハビリ中であったエゾフクロウですが、一昨日夜に事故現場近くの林道でリリースしました。輸送用の段ボール箱を開けると、一呼吸置いた後、暗闇の中に羽ばたいていきま…
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飛ぶって、ムズカシイ。。
どしゃ降りの雨の夜、非番の若手スタッフから、電話がありました。峠で交通事故に遭ったエゾフクロウを保護したとのことでした。ずぶ濡れで濡れぞうきんのようなフクロウをドライヤーで乾かして、ひとまず保温。幸…
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ドングリのせいくらべ…ならぬ生存競争
知床は今年、ミズナラのドングリが大豊作です。ミズナラの木の下は足の踏み場もないくらい沢山のドングリが落ちています。ドングリは多くの野生動物の重要な餌資源になっていますが、もちろん食べられるために実って…
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食欲の秋です
秋も深まる今日この頃、食欲が出てくるのは人も動物も同じようです。 事務所の裏の駐車場に何か動物が来ていると思ったらシマリスが来ていました。アスファルトの上に落ちている木の実を一生懸命かじっては頬袋に…
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土に還ります
ウトロのペレケ川からマスの情報です。カラフトマスの遡上もどうやら終わりを迎えたようです。川で産卵を終えたマスたちは力尽き、その亡骸は川底に沈んだり河原に打ち上がったりしています。死んだマスはさまざまな…
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オスジカの鼻息が荒くなってきました!!
いよいよ自然センター周辺も木々が色づいてきました。そして秋の深まりとともに繁殖期が近づいてきたオスジカたちの鼻息も荒くなってきました!エゾシカの繁殖期は10月下旬~11月上旬あたりですので、まだまだ…
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傷ついたコビト
夜自家用車で帰宅途中、国道の道路際にたたずむ小さな影が目に入りました。 コビト?そんなはずはありませんが、何者か確かめるために、車をUターンさせて現場に戻りました。 現場にいたのは小さなフクロウ、オ…
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お昼のエゾフクロウは眠そうでした!
昼ごはんの後、ちょっと腹ごなしに知床自然センターに隣接した森づくりの道ホロベツルートを散歩しました。 シカ柵に囲まれた森の中の散策路を歩いていると、散策路わきの地面に真新しいトリの糞とペリット(猛禽…
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産卵期
知床ではカラフトマスが産卵期を迎えています。普段はオショロコマばかりの川も今は海から帰ってきた大型のマスで賑わっており、水中撮影が楽しい季節です。 ウトロの街中を流れるペレケ川にもカラフトマスが…
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ここまで立派に伸びました!
徒党を組んだ?エゾシカのオスたちに出会いました。 いつの間にかオスたちの頭には立派な角が伸びています。 エゾシカの角はオスにだけありますが、角は毎年生え変わります。春先に前年の角が落ちて新しい角が伸…
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雨の中の自然観察
最近、台風が接近している影響で、雨の日が続いています。しかし、そんな時でも自然観察は面白い発見があります。そこで今回、自然センター周辺で見られる面白いカタツムリを少し紹介したいと思います。 多くの人…
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スズメバチが樹液を舐めに…?
野外で作業中、通りかかったヤナギの木の幹に手を掛けようとした瞬間、「おっと!」と思わず声が出てしまいました。スズメバチがとまっているではありませんか!危うく無駄に刺激するところでした。 こんなところ…
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暑いの大好き!ヘビだもの
北海道とは思えないような蒸し暑い日が続いています。クマの調査で森の中を歩いていると、暑さが大好な生きものに出会いました。ヘビです!出会ったのはジムグリというヘビで、オトナになっても1mに満たないほど…
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アルファベットの蝶
最近、自然センター周辺ではたくさんの蝶が見られます。その中には花に集まる蝶や動物の糞に集まる蝶など、いろいろな習性の蝶がおり、色や形も様々です。今回、ちょっと面白い模様の蝶を紹介したいと思います。 …
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断崖でウミウが子育て中
今の季節、知床ではいろいろな動物や鳥がいたるところで子育てしてます。 フレペの滝展望台からは今ちょうど、断崖で子育てしているウミウを見ることができます。 高さ100mもある岩壁のわずかに棚状になっ…
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旬の食材
私の職場の席の窓からは知床自然センターの屋上屋根が見えます。国立公園内の職場にしては一面灰色の屋根が見えるばかりで殺風景ですが、実はちょっとした私だけの楽しみがあります。この屋根よりさらに上の無線ア…
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群泳するカマイルカ
少し前になりますが、6月9日ルシャ沖を通過するカマイルカの群れに遭遇しました。写真ではわかりづらいですが、100頭近い群れでした。何か魚を追っているようで、カモメたちもイルカの群れを追うように移動し…
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エゾハルゼミのなく頃に
6月に入って一気に気温が上がり、知床もすっかり初夏らしい季節になりました。 今の季節を象徴するエゾハルゼミが、初夏が来たことを大合唱で知らせてくれています。 今時期エゾハルゼミは早朝から日暮れまで…
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生まれました
自然センターの広場でエゾシカの親子を見かけました。0歳の子供、いわゆるバンビを連れていました。 シカの出産時期はまさに今頃で、この子ジカもおそらく最近生まれたばかりなのでしょう。 生まれたてなのに…
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嬉しい出会いでした!
森の中を歩いていると、目が合っちゃいました。ちょっと気まずいというか、お互いしばらく目線をそらせずにじっと見つめ合い。。。野生動物とのこんな出会いが私は好きです。数分間ですが、ワクワ…