動物
-
蛾をきらわないで。
センターの事務所入り口脇にへばりついているキレイな蛾を発見! うちの虫博士に聞いてみると「ヒメヤママユ」という蛾でした。 「ん?どこかで聞いたことがあるぞ!?」と思ったら、私が以前可愛い!とひと目…
-
ユリカモメきました
この前、ユリカモメを見ました。 ユリカモメはカモメの一種で、小さい体とつぶらな瞳、目の後ろにあるホクロのような模様が特徴的です。 ちなみに夏には頭が真っ黒になります。 [ca…
-
ペレケ川はマスでいっぱい
斜里町ウトロ地区の真ん中を流れるペレケ川には、川沿いに遊歩道がついています。 今はカラフトマスが遡上していて遊歩道からでも大量のマスの姿を見ることができます。 地元の研究者の方によれば例年より…
-
You are what you eat
英語で「You are what you eat」ということわざがあります。 日本語にすると「あなたは、あなたの食べたものでできている」。つまり健康は食べ物で決まる、という意味だそうです。 キ…
-
輪廻の鱒
知床の河川ではカラフトマスの遡上が見られるようになりました。 なんか毎年、同じ映像を撮っている気がします。 しかし今、上ってきているカラフトマスは昨年とは違うマスです。 カラフトマスは2年で成熟…
-
オシドリ親子
先日、知床五湖でオシドリの親子を見かけました。 ヒナが5羽、枯れ木の上で並んで寝ていて、それを大事そうに見守る母親がとてもほほえましく感じられました。 &nbs…
-
うつせみ
先日までエゾハルゼミが鳴いていたと思っていたら、いつの間にかコエゾゼミに代わっていました。季節の移ろいは早いものです。 コエゾゼミはカメムシ目セミ科の昆虫で、北海道だけでなく本州の標高の高い地域にも…
-
ウミネコの親子
暑い日が続きます。 日差しの強い中、鳥たちは日射病にならないのか気になるところですが、どうなんでしょうか。鳥だって強くて暑い日差しは嫌な気がします(私はあまり好きではないです)。 …
-
夏の虫
今年の知床は、7月も寒い日が多かったですが、下旬になり、急に暑くなってきた気がします。休日、虫を探しにとある林道を散策してきましたが、夏の虫がたくさん活動を開始していました!夏の虫の定番と言えばクワガ…
-
若いカラス
7月がもうすぐ終わりますね。 最近よく見かけるのは、若いカラス達です。 道脇や畑なんかでウロウロしています。良く見ると、胸のあたりや首の後ろの羽毛がボワボワしていて雛時代の面影があり、「若いな..…
-
オオセグロカモメのヒナ
つい昨日、私の1年越しの夢が叶いました。 私の夢・・・それは、カモメのヒナを見ることです。 ウトロでこの時期、多く見られるカモメはオオセグロカモメとウミネコです。 …
-
エゾハルゼミの声を聞くたびに
今年も約束したかのようにエゾハルゼミが鳴きだしました。 エゾハルゼミは半翅目セミ科ハルゼミ属のセミで、日本に広く分布してます。北海道では平地で普通に見られるセミです。 森の中ではエゾハルゼミの…
-
さえずるひばり
時期を問わず、私はよく海の近くをウロウロすることが多いです。 今の季節、海のそばでは涼しげな風が吹き、潮のにおいを感じることが出来ます。 海のそばは虫が少ないので快適ですね。カモメもたくさんいます…
-
私の頭の中のウグイス
春を告げる鳥、ウグイスが知床でも鳴き始めました。 ウグイスはウグイス科の小鳥で、日本三大鳴鳥(ウグイス、オオルリ、コマドリ)に数えられるほど声が美しく、日本人にとっては非常に親しみのある野鳥ではない…
-
春のチョウ
最近、仕事中にたくさんチョウを見かけます。サナギの状態で長い冬を過ごしてきたチョウたちが、次々と羽化しているようです。もうすぐ6月ですが、知床はまだ春です! 今回はその中でも、お気に入りをご紹介しま…
-
エゾライチョウいました
毎週、エゾライチョウを探しに国立公園内をウロウロしている私がいます。エゾライチョウは日本では北海道にのみ生息するズングリむっくりした体形で、ニワトリのような歩き方をする面白い鳥です。 …
-
北斗の嘴
キツツキの仲間は木をつついて餌を探したり巣穴を掘ったりします。 それ以外にもドラミングといって、数秒間の連続音を鳴らす行動も見られます。 これは他の仲間とのコミュニケーションのために鳴らしていると…
-
鴉神
先日、カラス2羽を背中に乗せて悠然としているエゾシカのオスを見ました。 以前にもブログに書きましたが、これは毛皮についた虫(おそらくダニ)をカラスに食べてもらっているのだと思われます。 シカの…
-
オオルリ
今日はGWの最終日です。皆さまはいかがお過ごしでしたか? 私の勤務地である知床五湖にも、連日たくさんのお客様が来園していました。 時には雨が降り、時には暑い日差しが照りつけ... 無事に連休を乗…
-
ただいま建設中。
3日ほど前、フレペの滝へ続く遊歩道を歩いていると、行く手を阻むものが。 ハシボソガラスが一生懸命、巣材集めに専念していました。 その距離わずか2メートルほどでしたが、ちょっとずつ近づいていって…
-
カエルの誕生日
先日、水たまりから採取してきたエゾアカガエルの卵がもう孵化してオタマジャクシになりました。 季節の移ろいはとても速いと感じます。 ところでカエルの誕生日は、孵化した日なのか、産卵した日なのかどちら…
-
川のカワガラス
ウトロの町中を流れる、ペレケ川という川があります。そこに、一年を通して水上をせわしなく飛び回る鳥がいるのをご存知でしょうか。ずんぐりとしたチョコレート色の見た目、ジジッジジッという鋭い鳴き声。彼(彼女…
-
雪解けを待っていた
今日、作業で外に出ていた時のことですが、雪解けの水たまりでエゾアカガエルの卵を見つけました。昨日は無かったはずなので、産卵したばかりなのでしょう。昨日までは見かけなかったカエルたちが、今日は水たまりに…
-
また会える日まで
年度末ですね。年度の変わり目は、知った人との別れがあったり新しい人との出会いがあったりします。でも離れ離れになっても、生きていればいつかまた会えるものです。3月は野生動物との別れの季節でもあります。3…
-
この動物は何でしょう
顔のアップでこの動物が何だかお分かりになるでしょうか。タヌキだと思った方は惜しい!答えはこちら↓キタキツネでした。見慣れたキツネとは毛色が異なりますね。キタキツネはたまに黒とか銀色などの毛色のものがい…
-
恋しくばたずね来て見よ
冬の森にキタキツネの声がこだましていました。キツネの声のイメージは一般的に「コンコン」ですが、どうしてもそのようには聞こえません。形容するなら「ギャンギャン」とかでしょうか。何となく物悲しく聞こえます…
-
明鏡止水
先日の低気圧の勢力はすさまじく、各地で鉄道が運休したり国道が閉鎖されるなど影響がありました。低気圧が通過した後は春のような陽気になり、溶けかかった流氷の上でオオワシが羽を休めていました。数日前の暴風雪…
-
雪の妖精と竜の末裔
最近シマエナガを見ました。雪の中にいるほわほわのボールみたいな外見はとても可愛いです。近頃は雪の妖精とか呼ばれて人気ですね。写真集なども出ているようです。シマエナガはエナガの亜種で北海道に生息していま…
-
森を走るエゾクロテン
先日、知床博物館で連続講演会があり、最後の日はエゾクロテンの話でした。エゾクロテンはイタチ科の動物で、北海道には他にイタチ科として、オコジョ、イイズナ、イタチ、ニホンテン、アメリカミンクが生息している…
-
遠い流氷とオオワシ
流氷の本体がだいぶ近づいてきました。接岸はしてませんが、肉眼で沖に見えるほどなのでもうすぐでしょう。超望遠レンズで覗いてみると、流氷の上にオオワシがとまっているのが見えました。オオワシの大きさからする…